西和賀日記389回「補修林道一番乗りだ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

高下岳の一夜が明けて、けさもガスの中でした。

 

 

束の間、西隣の和賀岳が姿を見せてくれました。

 

 

夜明けの山カフェは最高だかんね!

 

 

テントを撤収して高下岳北峰(頂上、1322メートル)に向かいました。

その先の根菅(ねすが)岳まで行こうとしましたが、雨がパラついてきたのでやめました。

写真中景のピークが根菅岳(1345メートル)です。

 

 

高下岳から山に囲まれた沢内の里を望みます。

僕んちから高下岳が見えるのだから、ここからも僕んちが見えるはずです、理論的には。

写真中景(右寄り)の高田沢山と結んだ延長線あたりが僕の住む大野地区です。

 

 

コケを見ながらゆっくりブナの森を下りました。

無風で木の葉はじっとしており笹の葉も揺れていませんでした。

足を止めると、何の音も聞こえません。

一枚の大きな写真のような森の風景にしばし見入りました。

 

 

2合目のあたりに真新しい熊のフンがありました。

里のトウモロコシ・レストランで食事してきたようです。

 

 

昼前に下山し、林道を走り出すと、びっくりするくらい平らな路面になっていました。

きのうの重機の人たち、頑張ったんだなぁ…

 

 

ところが、かなり先に行ったところで作業中でした。

きのうのきょうなので作業の人もわかっていて、すぐに道をあけてくれました。

こちらは遊びなんです。

なんだか申し訳ない気持ちでありました。

林道はこの先200~300メートルなので、整地はきょうで完了したことでしょう。

つまり、この高畑の補修林道一番乗りは僕だったということでしょう。

まったく、そんなことがとってもうれしい帰り道となりました。 (9月26日)