西和賀日記378回「和賀岳に今年10回目」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

晴れそうな空だったので和賀岳に登ることにしました。

 

 

高下林道の崩落地点近くまで車で入り、登山口まで20分ほど歩きました。

1週間前に、舗装終点から歩いて林道の状況を確かめておいたので、僕のヤリスでも大丈夫でした。

 

 

秋雨前線が残していった雲でしょうか、ブナの山にまとわりついておりました。

 

 

和賀岳の姿は見えましたが、雲が次々わいてきて上空に青空は広がりません。

 

 

花が少ないこの時期、白いウメバチソウ(梅鉢草)が目立ちました。

葉がハートの形をしていて、思わずなごみます。

 

 

笹が生い茂る登山道ですが、日曜日に和賀岳自然保護観察指導員のミユキさんたちが刈り払いをしてくれて、とても歩きやすかったです。

 

 

雲のすき間から時々青空がのぞく山頂(1439メートル)でした。

トンボが群れて飛んでいました。

里に降りるタイミングを見計らっている様子でした。

この頂上に立つのは今年10回目です。

去年は1年間で10回でしたから、今年はもうちょっと行けそうです。

秋田側も岩手側も林道通行止めで、登山者にはほとんど会いません。

遠くからの登山者が時々いるのは、ガイドブックとかスマホを見て「日本二百名山」の和賀岳に登りに来るのだろうと思われます。

1500メートルに満たない山だと甘く見ると、1回こっきりの登山者には厳しい試練になることでしょう。

何回登っても、けっこうキツイと感じますから(僕はまだ30回くらいです)

 

 

登るときに目をつけておいた登山道沿いのチタケ(乳茸)を回収しながら下山しました。

誰もいないからキノコも無事なんです。

10個採れました。

畑のナスもまだ成っているから、また栃木名物ちたけうどんですな。 (9月15日)