西和賀日記366回「コロナ猛暑Wパンチ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

コロナ発症当日(8月29日)は朝から少し体が重い感じでした。

その昼から急激に熱が上がり、冷凍庫の保冷剤を総動員して高熱と闘いました。

保冷剤作戦でなんとかしのごうと思っていたのです。

ところが、山女のミユキさんに病院に行かなくちゃだめだと強く言われたので、2日目にさわうち病院に行ったわけです。

コロナ陽性が判明し、解熱剤をもらって自宅静養に入りました。

3日目の朝、シーツに浮くくらい汗をかいて熱が下がり始めました。

きょう4日目にはノドが痛み始めました。

 

 

早朝、出勤途中のミユキさんがカブ太を止めて電話で具合を聞いてきました。

これにはちょっとした裏がありました。

マスクをバカにする僕に、なんとかマスクをつけさせようと、彼女は北アルプス遠征のみやげに「日本百名山立体速乾マスク『穂高岳』」を買ってきてくれたのです。

 

 

僕が若いころに”穂高通い”をしていたのを知っていて、コロナ対策に誘導しようとしたわけです。

なのに、僕は使わないで何か月も柱の釘にひっかけておいたのです。

「これからはマスクすっから」と僕の言質を引き出して、ヨッシャーと走っていきました。

マスクをしていなかったから感染したのかどうかは不明ですけど。

 

 

さて4日目のきょうも猛暑でした。

症状はほぼ普通の風邪と同じになっていますが、これではコロナと暑さのダブルパンチを食らっているようです。

頭もすっきりしてきたので有り余る時間を読書してますが、きょう読み終えたのは、よりによって半藤一利「ノモンハンの夏」という、日本軍のどうしようもない失敗作戦の話で、ますます暑苦しくなりました。

コロナ特有の倦怠感もありますが、どちらかというと暑さと寝っ転がって本を読んでいるのが原因かと思われます。

 

 

ありがたいのは、何人もが心配して電話やメールをくれたり、差し入れを持ってきてくれたりすることです。

冷たいスイカやミカン、もち菓子や総菜、いろんな飲み物…

うれしいことです。

冷蔵庫はいつになく内容充実になっております。

あと2日くらいは控えめな生活ですが、当分オセンに行く必要がないほどです。

ノドの違和感はマサトシさんの蜂蜜をなめて抑え込んでいます。

あすは雨で少しは暑さが和らぐとの予報。

ダブルパンチ解消となるか… (9月1日)