西和賀日記354回「ミツバチ捕獲大作戦」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

きのう、北隣の新町で「船っこ流し」の船が置いてある新町公民館の庭での出来事です。

飛んでいたたくさんのミツバチがハナミズキの枝に集まり出し大きな塊になるのを何人かが目撃。

新町からすぐの所でミツバチ巣箱を守っているタケちゃんに連絡が入りました。

 

 

僕にも連絡がきて、行ってみると蜂球(ほうきゅう)ができていました。

分蜂(ぶんぽう)といって新しい巣をつくる場所を探して飛び回る途中で一時休憩する時にできるそうです。

数千匹いると思われます。

これを丸ごと捕獲しようということになったようです。

 

 

地元のヤスフミさんがじゃまになる枝を切りました。

 

 

タケちゃんが柄の先の針金に袋をつけて一網打尽を試みました。

 

 

袋の中に蜂球がぼそっと落ちて、巣箱の中へ。

あっけなく終了しました。

枝にはまだ数百匹が残りました。

 

 

近くに置いて様子を見ることにしました。

 

 

この巣箱が気に入れば住むことになるだろうし、気に入らなければ出ていってしまうとのこと。

夕方から「船っこ流し」があり盆踊りや花火で盆の夜が更けました。

けさタケちゃんから「蜂の皆さん木の枝に全部戻ってしまった」と連絡がありました。

捕獲した中に女王蜂がいなかったか、いても巣箱が気に入らなくて出ていってしまったようだといいます。

 

 

僕が管理している巣箱で試そうということになりました。

再度、蜂球を捕獲しました。

ミツバチたちはさぞうんざりしたことでしょう。

 

 

巣箱に閉じ込めてフタをして、巣箱は僕が助手席で抱えて運びました。

 

 

無事にウチの庭のサワグルミの根元に置きました。

この巣箱(大野のミツバチ巣箱No.17)が女王蜂のお気に召せば、僕に降ってわいたようなミツバチ飼育の機会が訪れるのです。

飼育といっても、クマに襲われないように柵をめぐらすとか、冬場に防寒措置をするくらいだと思います。

そこは養蜂家のマサトシさんに教えてもらうことにします。

夕方のぞいたら、ミツバチたちが出入りする様子が見えました。

期待できそう……かな⁉ (8月17日)