西和賀日記285回「カタツムリは見てた」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

雨の中、きょうも飼料用稲WCSの田植えに精を出しました。

 

 

2日続けて同じネタというわけではなく、ちょっと頭に来たことがあったので…

 

 

農道に軽トラを停めて田植え作業をしています。

苗を積んできたり肥料袋や様々な道具を運ぶためです。

静かな田園地帯ですが田植え機のエンジン音は大きくて、走ってくる車の音は聞こえずらいのです。

滅多に車は通りませんけど、たまに地元の車が走ります。

1台の車が軽トラのわきをかなりのスピードで走り抜けるのを見て驚きました。

狭くなっている軽トラのところを減速しないのです。

僕より驚いたのは軽トラの道路側にいたコウヘイさんです。

すぐうしろをかすめるようにして車は走り、気付かなかった彼は「ドンと背中に感じた」と顔面蒼白になりました。

ドンというのはその時の印象で、ぶつかったわけではありませんが、そのくらいの危険を感じたということです。

運転していたのは地元の女の人です。

こういうのを安全運転義務違反というのでしょう。

一歩間違えば死傷事故です。

運転者はいったいどんな神経の持ち主なのでしょう。

 

 

きょうは錦秋湖マラソンがあり、県道をランナーが走っていました。

写真の背景はさわうち病院です。

農道が車の迂回路になっていました。

 

 

地元の車だけでなく他県ナンバーの車も農道をだいぶ走ってきました。

「きょうは車が多いから気をつけっぺな」

そう言いながらの作業でした。

歩行者が気をつけるのは当然ですけど、それ以上にドライバーは歩行者の安全を確保する義務があるのです。

法律にもそう書いてあります。

中にはスピードを落として走り抜ける車もありましたが、危険な車の方が多かったようです。

狭い道で歩行者がいたら車は減速するのが原則でしょう。

 

 

畔の葉っぱでカタツムリが精神の未熟な人間の危険行為をじっと見つめておりました。

 

 

故郷・栃木県の知人からアユが届きました。

那須郡那珂川町小川の川魚の名店「林屋」の「早月(さつき)あゆ」です。

「成魚になる前の約30g前後の林屋オリジナル鮎」と説明書きがありました。

頭から丸かじりすると、やわらかい身がふわっと広がる逸品です。

 

 

ならば…と那珂川町の北隣、大田原市蛭畑「天鷹(てんたか)酒造」の特別純米「瑞穂の郷」を添えて晩酌です。

林屋も天鷹も、若いころから嗜好する”お国自慢”の味。

大野もっこりの郷の仲間たちと汗した一日の労働を心地よく振り返るひとときに誘(いざな)ってくれました。 (5月28日)