西和賀日記136回「冬季水道料は推定で」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

この2日間おだやかだった西和賀町。

いい日は3日と続かないようです。

 

 

夜、屋根をたたく音をさせて降り出した雨が未明には雪に変わりました。

13~14日と同じ「雨返し(あまげぇし)」となりました。

 

 

またたく間に白一色の街になっておりました。

積雪で困る人たちはたくさんいるでしょう。

毎月一軒一軒まわる水道使用量の検針員もそのひとりでしょう。

 

 

今月初旬、町役場からはがきが届きました。

「冬期間の水道料金・下水道使用料(推定)のお知らせ」でした。

推定?

何のことかと開くと…

「冬期間(12月~来年4月)は積雪や雪囲等により、水道メータの検針ができなくなります」

 

 

はがきが届いたころはまだこのくらいでしたが(12月13日)

 

 

きょうの僕んちの積雪はこんなでした。

検針どころか歩くのさえままなりません。

 

 

「そのため、冬期間の料金は右記のとおり推定水量で算定し、ご請求致します」

なるほど、そういうことか。

推定水量というのは、今年度6~11月の実使用水量データに基づいて算出した水量のことだそうです。

僕んちは水道も下水道も月4㎥で計3135円です。

一人暮らしなので、こんなもんでしょうか。

風呂を使わないから少な目だと思います。

 

 

毎日、真昼温泉という気持ちいい湯につかっているからです。

東京でも気仙沼でも銭湯に通いましたが、源泉かけ流しの温泉はモノが違います。

「元気」という成分が肌から染み込んでくるような気がします。

というわけで、家の浴槽に湯を張ったことが一度もないのです。

 

推定水量での算定という雪国生活の工夫は面白いですね。

料金の過不足が生じたら「雪解け後5月上旬にメータ検針を行い清算」するそうです。 (12月23日)