西和賀日記133回「積雪始まって1週間」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

西和賀のまちに雪が降り積もるようになって1週間が経ちました。

 

 

毎度おなじみになった僕んちの庭です。

きょうは朝のうちに少しだけ青空が見えました。

 

 

家のうしろ(西側)には屋根からの落雪が山になっております。

 

 

南側の庭に積雪観測所を設置しました。

きょう時点で積雪107センチ。

 

 

真昼山地からの風が吹きすさんでおります。

いつも日本海側(西側)からの風です。

黄色い目印が2メートル、竹竿のてっぺんが2・5メートルです。

 

 

日本列島の宿命の日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)も考慮した観測所でありますよ。

雪山に登るため勉強した時のノートの一ページです。

 

 

中国と北朝鮮の国境にある長白山脈を模した山を雪で西側につくりました。

最高峰は北朝鮮の白頭山(ペクトウサン)です。

この山脈にシベリアからの季節風が北と南から回り込み、日本海上で収束して活発な雪雲を発達させるんですよね。

新潟や東北南部は、その影響で今とんでもない雪になっているようです。

 

 

きょうは火曜日なので、いつもの真昼温泉は定休日。

でも大丈夫、近くには沢内バーデンという日帰り温泉があるんです。

広々とした温泉につかり、冷えた体を癒やしました。

ここは去年まで宿泊営業もしていました。

西和賀の雪山に登るため泊まったことがあります。

たぶん最後のころの宿泊客だったのでしょう。

夕食に熱燗を一本つけたのを覚えています。

 

 

沢内バーデンへは和賀川の橋を渡ります。

橋は冷えるので真っ白です。

通行量は少ないのですが、ちゃんと除雪されております。 (12月20日)