気仙沼日記1082回「スノーシュー初体験」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

これまで雪山には竹製かんじきを利用していました。

しかし、去年から通い出した秋田県境に接する岩手県西和賀町の真昼山地あたりは豪雪地帯で、かんじきではもぐってしまいます。


初めてスノーシューを買いました。

試しに、前回ブログの2日目に近くの志賀来山(しがらいさん)に登りました。





地元の山ガイドに同行してもらいました。

標高560メートルほどの低山ですが、雪は2メートル近く積もっています。




足慣らしにスキー場のゲレンデを登っていくと、岩手県道1号線沿いの沢内集落が見渡せました。





低山ながら、雪の見晴らしは気持ちサイコーであります。




米国MSR社のライトニング・アッセントというスノーシューです。

竹製かんじきだったら浮力不足で太ももあたりまでもぐりそうな積雪のところをスイスイ歩けました。




急斜面の上りはヒール・リフターというかかとの位置を高くする機能がついていて楽です。

下りは雲の上を滑空するような感覚で、深雪を満喫できました。




山のふもとを流れる川の渓谷にツララが成長中でした。

水音のほかは何も聞こえない、雪山のふところ深く入り込んだ気分になれました。

1月下旬ごろには、もっと成長して見事な氷のカーテンが見られるそうです。


初めてスノーシューを体験して、深い雪と遊ぶにはもってこいの道具だなぁと実感しました。 (1月5日)