気仙沼日記1038回「もってのほかを食す」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

山形県が主産地の食用菊「もってのほか」を先週、岩手県西和賀町に行った際に知人からいただきました。




食べたことはあっても、自分で料理したことはありません。

よ~し、何かつくってみっか…

ということで、さっと湯がいて何品かつくりました。




シンプルに「ごましょうゆ」。

菊とごまは愛称がいいようです。




菊といえば酢の物(菊なます)

塩もみきゅうりと和えてみました。

さわやかな一品になりました。




ほうれんそうのおひたしと和えてみたら、見栄えのする一皿の出来上がり!

しょうゆと少々の酢で。


子どものころ苦手だった食用菊も、歳を重ねるうちに秋の香りをかぎ分けられるようになって、抵抗なく味わえるものですね。


「もってのほか」という名称は、山形県農林水産部「おいしい山形推進機構」事務局のホームページによると「天皇家の御紋を食べるとは…」とか「思ったよりおいしい」からの転化だそうです。

僕は長年、「菊なのに、こんなにうまいとは、とんでもない」という意味だと思っておりました。





サッポロ一番塩ラーメンを「菊ラーメン」にしてみました。

あの木久蔵ラーメンも菊のトッピングはなかったでしょう…

なんてほくそ笑みながら、花びらのしゃきしゃき感を楽しみました。


「もってのほか」は10月下旬から11月上旬が旬だそうです。 (10月20日)