気仙沼日記1031回「岩手のキノコを食す」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

岩手県西和賀町の山で登山道整備の活動中(前回ブログ)、メンバーの一番の関心はキノコでありました。




ミズナラなどの、半分朽ちた大木の根元あたりがねらい目だそうです。

僕は、キノコの知識がほとんどありません。




いい形のマイタケ(舞茸)を見つけて皆さん大騒ぎです。

これは活動飛び入りの僕の取り分となりました。




マスタケ(鱒茸)を木の幹に見つけました。

まるでクマの木登りですね(月の輪もある!)




マスタケは東北ではスタンダードなのでしょうか。

遠野の食堂で2年くらい前に食べたのが初体験でした。

これがマスタケか…(鱒の色に似ていることから名付けられたそうです)と、ちょっと感動。




帰宅後、天然の味覚をさっそく食してみました。

まずはマイタケのバター炒め。

こりこりした食感とほのかな山の風味が舌にうれしい!




けんちん汁にも入れてみました。

食材の中で存在感を失っておりません。

さすが秋の山のマイタケ!






マスタケはベーコンと炒めてみました。

水気の少ない高野豆腐のような食感です。

淡泊な味と独特の香り(うまく表現できません)でした。




さつま揚げとホウレンソウと炒めて、しょうゆ味の一皿も試してみました。

ちょっと、取っつきにくいキノコでありますな。

味噌漬けにするとも聞きました。

味がしみこんで、おいしいかもしれない。


山歩きをしているのに、僕は山菜もキノコも知らないのです。

西和賀の山の体験を機に、これからは視線をそっちの方にも向けようかな…なんて思いました。 (10月7日)