岩手県西和賀町の山で登山道整備の活動中(前回ブログ)、メンバーの一番の関心はキノコでありました。
ミズナラなどの、半分朽ちた大木の根元あたりがねらい目だそうです。
僕は、キノコの知識がほとんどありません。
いい形のマイタケ(舞茸)を見つけて皆さん大騒ぎです。
これは活動飛び入りの僕の取り分となりました。
マスタケ(鱒茸)を木の幹に見つけました。
まるでクマの木登りですね(月の輪もある!)。
マスタケは東北ではスタンダードなのでしょうか。
遠野の食堂で2年くらい前に食べたのが初体験でした。
これがマスタケか…(鱒の色に似ていることから名付けられたそうです)と、ちょっと感動。
帰宅後、天然の味覚をさっそく食してみました。
まずはマイタケのバター炒め。
こりこりした食感とほのかな山の風味が舌にうれしい!
けんちん汁にも入れてみました。
食材の中で存在感を失っておりません。
さすが秋の山のマイタケ!
マスタケはベーコンと炒めてみました。
水気の少ない高野豆腐のような食感です。
淡泊な味と独特の香り(うまく表現できません)でした。
さつま揚げとホウレンソウと炒めて、しょうゆ味の一皿も試してみました。
ちょっと、取っつきにくいキノコでありますな。
味噌漬けにするとも聞きました。
味がしみこんで、おいしいかもしれない。
山歩きをしているのに、僕は山菜もキノコも知らないのです。
西和賀の山の体験を機に、これからは視線をそっちの方にも向けようかな…なんて思いました。 (10月7日)