気仙沼日記902回「南三陸町の祈念公園」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼市の南隣、南三陸町の震災復興祈念公園を見てきました。

3月9日に公開エリアを広げて、旧防災対策庁舎を近くで見ることができるようになりました。





町の中心地・志津川を見晴らせる志津川中学校の高台から八幡川両岸の景色です。





JR気仙沼線の志津川駅前広場跡から見た南三陸町震災復興祈念公園の「祈りの丘」。




祈りの丘の頂上にある「名簿安置の碑」。

南三陸町では志津川、歌津、戸倉の3地区を中心に津波被害を受け、死者620人・行方不明者211人(町公表)の犠牲がありました。




祈りの丘から階段の先に見える旧防災対策庁舎。

芝生の部分は「語り継ぎの広場」と名付けられています。




むきだしの赤い鉄骨が、津波の記憶を伝えています。





国道45号線の反対側(海側)には民間震災遺構の旧高野会館があります。

芸能発表会を楽しんでいた高齢者や住民など327人と犬2匹の命が助かった場所です。




祈念公園から八幡川をはさんで、さんさん商店街があります。

山内鮮魚店の「お刺身バイキング」をいただきました。

一山ずつ小分けされた刺身を選びます。

ホンマグロが500円で、そのほかは300円。

ホンマグロとタコ(南三陸町名物)、赤貝にごはん(200円)をつけて、別棟の飲食スペースで味わいました。

さすが鮮魚店の刺身はうまかった!

 

祈念公園は7割くらい整備が進み、完成は秋ごろだそうです。 (3月31日)