気仙沼日記856回「さかな相撲気仙沼場所」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

大相撲初場所は2横綱が休場して混沌としていますね。


こちら「さかな相撲気仙沼場所」では、横綱カツオが不動の強さです。

地元紙によると、去年1年間の気仙沼魚市場水揚げで、カツオは数量(2万1502トン)金額(52億8469万円)ともに断然トップでした。





去年のカツオ水揚げは7月に入ってやっと第1船だったのですが、秋にかけて盛り返しました。


大関サンマは大不振で、トン数では2位から5位に下がり、カド番です。

本土では大船渡に次ぐサンマの港ですから、大関高安が連敗するのと訳が違うんです。


大関メカジキは安定しています。

トン数は8位ながら金額では堂々の2位。

気仙沼を代表する魚種となっております。


サンマに替わって健闘したのは張出大関のサバ(トン数2位)とイワシ(3位)。

関脇ヨシキリザメ(4位)と小結モウカザメ(6位)は気仙沼場所の顔として健在です。




三役の座が危ういのはビンチョウマグロ。

前年のトン数4位が9位、金額2位が6位に後退です。



魚屋には丸々としたブリやタラ、ドンコなどが並んでいます。

今年の気仙沼魚市場の水揚げ模様はどうなるか、水産都市の関心事であります。 (1月18日)