大相撲初場所は2横綱が休場して混沌としていますね。
こちら「さかな相撲気仙沼場所」では、横綱カツオが不動の強さです。
地元紙によると、去年1年間の気仙沼魚市場水揚げで、カツオは数量(2万1502トン)金額(52億8469万円)ともに断然トップでした。
去年のカツオ水揚げは7月に入ってやっと第1船だったのですが、秋にかけて盛り返しました。
大関サンマは大不振で、トン数では2位から5位に下がり、カド番です。
本土では大船渡に次ぐサンマの港ですから、大関高安が連敗するのと訳が違うんです。
大関メカジキは安定しています。
トン数は8位ながら金額では堂々の2位。
気仙沼を代表する魚種となっております。
サンマに替わって健闘したのは張出大関のサバ(トン数2位)とイワシ(3位)。
関脇ヨシキリザメ(4位)と小結モウカザメ(6位)は気仙沼場所の顔として健在です。
三役の座が危ういのはビンチョウマグロ。
前年のトン数4位が9位、金額2位が6位に後退です。
魚屋には丸々としたブリやタラ、ドンコなどが並んでいます。
今年の気仙沼魚市場の水揚げ模様はどうなるか、水産都市の関心事であります。 (1月18日)