気仙沼日記853回「新庁舎の建設地は?」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼市民の目下の関心事は、市役所の新庁舎建設地が「現在地」と「市民病院跡地」のどちらになるかです。

1月中に市が発表するそうです。





現庁舎は耐震基準を満たさず、老朽化も進んでいることから、新庁舎建設基本構想がスタート。

昨年には有識者会議(10人)を7回開き、候補地を2か所に絞り込んで、12月には「市民病院跡地が望ましい」との提言がなされました。




市民病院跡地(写真奥の白い建物)は、気仙沼市街の中心地になっている田中前や田谷、本郷、南郷を前にした一角にあります。





現在地は八日町で、内湾に面した南町、港町、魚町など、かつての中心地です。

奥の白いのが本庁舎、手前右が元商業施設を利用したワンテン庁舎。

内湾一帯は”気仙沼の表舞台”であり、復興を象徴するエリアでもあります。


関係筋によると、建設地は年内にはすでに決まっていたそうです。

今は、発表の仕方を市役所内部で煮詰めているところなのでしょう。

落選地の人たちや街づくりと一体で考える人たちに理解・納得してもらうのは大切なことです。


僕は、どちらでもいいと思っています。

有識者会議の提言をひっくり返すような決定はしないでしょう。

ただ、内湾一帯の復興事業は、市役所が近くにあることが暗黙の前提だったような印象なので、移転ということになると地元の落胆は大きいでしょう。


発表を待つことにしましょう。 (1月13日)