気仙沼日記852回「片浜屋閉店ショック」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

恐れていたことが現実となりました。

最寄りのスーパー片浜屋古町店が1月いっぱいで閉店!






去年6月の当ブログ第735回に、片浜屋が岩手のマイヤに買収されたことを書きました。

たった8か月しか経たないのに、店をたたむというのです。

目下、ご近所に衝撃が走っております。

顧客だった僕も困惑しております。






領収書やレシートを「消費生活」のタイトルでスクラップしています。

片浜屋のレシートの量が断トツです。

気仙沼は人口の割にスーパーが多い街です。

それでも僕は迷わず片浜屋を利用していました。

地元企業だからです。

マイヤ傘下に入った時には、同じ地方企業だから「まあいいや」とのんきに受け止めておりました。


売り場面積が小さい。

品ぞろえがイマイチ。

安いわけではない。

接客がぞんざい。


そりゃあ、いろいろ問題はありました。

でも、マイヤ系列になってから評判はさらにガタ落ちでした。

品ぞろえが少なくなり、値段も高くなった印象です。

鶏むね肉でやきとりをつくるのをマイブームにしていたのに、岩手県産の高級鶏肉に替わってしまって、高くて買えませんでした。


銀行筋から聞いていたとおり、やはりマイヤは片浜屋はまなす店を手に入れる戦術だったようです(店名もマイヤ本吉はまなす店と変更)

気仙沼南部を抑えたかったのでしょう。

3年ほど前の鹿折への出店(気仙沼北店)が思わしくなかったようだし。

当初から古町店は捨て石だったのかもしれません。

1年たたずに店をたたんでしまう手際の良さからも、そんな裏が感じられます。


古町店の閉店は、今後しばらく街を揺らす話題となりそうです。 (1月11日)