飛魚(とびうお)のイメージは僕の中ではあまり良くありませんでした。
若いころ、塩焼きにしたらまずくて食べられなかったことがあったからです。
近くの海鮮居酒屋「うえじ」で、気仙沼港水揚げの飛魚を刺身でいただきました。
気仙沼魚市場にも飛魚が揚がるんですね。
味は淡泊で、アジに似ていますが、まろやかな食感が心地よかったです。
僕の舌から飛魚の悪いイメージが薄らいでいきました。
飛魚と書いて「あご」とも読みます。
「あごだし」は何にでも合う万能のだしですね。
ところで、当ブログ778回に「今夏もうなぎを食べなかった」と書きましたが、お盆で帰省した宇都宮の実家で蒲焼を食べておりました。
酔っ払っていたので忘れていました。
物忘れがひどくて困ったものです。
もしかしたら、飛魚も西日本あたりでおいしいのを食べて「飛魚ってうまいねえ」などと語っていたのかもしれません。 (8月28日)