ご近所の5軒で耕す家庭菜園は、去年に続いて今年もヨシエさんが中心となって鍬の柄を握ります。
ヨシエさんは畑づくりがうまいのです。
70歳に近い歳ですが、元気のかたまりのような人であります。
右奥の家が僕が住む貸家であります。
タマネギは葉が倒れたら食べごろですな。
「こらっ!カラ坊、掘っくりかえしたりしてっとヨシエさんに怒られっかんな」
エンドウの花でしょうか。
なかなか可憐であります。
するとこの夜、飲みに行っている間に、あるいは翌早朝、たぶんヨシエさんが、玄関先にエンドウマメを置いてくれました。
かくのごとく、前回の「にいつき軽トラ市」の野菜とともに、一人暮らしのおじさんであっても、野菜はたらふく食べることになるというわけであります。
礫(れき)まじりの、あまり畑には向いていない土壌ですが、今年も収穫を楽しめそうな気配です。 (5月28日)