気仙沼日記726回「街の中のイソヒヨドリ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

我が住まいから坂を下ると古町や新町(あらまち)という街場があります。

そこに一羽のイソヒヨドリがなわばりを持っていて、いつも高らかな美声を響かせております。






海岸に近いところにいる鳥ですが、こいつ(雄)は街の中が好きなのか、海岸に居づらいのか、この界隈を住みかにしているようです。




よく電柱の上で鳴いております。






家の屋根でも鳴いております。


バードウォッチャーの端くれとしては、気仙沼に住んで、このイソヒヨドリ(留鳥)とコクガン(冬鳥)が身近になったことが喜びであります。

くすんだ青と赤味を帯びた茶色は一見地味ですが、よく見ると品格ある見事な衣装ですね。


イソヒヨドリはツグミの仲間で、正式にはイソヒヨ(磯鵯)だと、手持ちの野鳥図鑑にあります。


朝の散歩や夕方銭湯に行く時に出会うこいつを僕は勝手に友だちだと思って、声をかけたりしています。(5月20日)