気仙沼日記720回「金成歴史民俗資料館を見る」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼から西へ車で1時間15分ほど。

栗原市の金成(かんなり)歴史民俗資料館に行ってきました。

明治43年竣工の金成高等尋常小学校の旧校舎が資料館になっています(入館料200円、月火水曜休館)

去年行った時には天気が悪く、晴天の下でこの宮城県指定有形文化財を見たかったので、きのう再訪しました。





両端の屋根が低いのは昇降部分です。




正面中央の玄関にバルコニーがあるのが特徴的です。


先月行った登米市の登米高等尋常小学校旧校舎(国重要文化財)にもバルコニーがありました。




登米は片廊下式でしたが、金成は中廊下式(廊下の両側に教室がある)です。





金成耕土を紹介する教室。

この地方の農業がよくわかります。


管理人が「歩いてすぐですから」と金成ハリストス正教会を教えてくれました。




昭和9年の建造で、栗原市指定有形文化財の第1号です。

東日本大震災で損傷しましたが、世界の支援ですぐに復旧したそうです。




資料館に隣接して日枝(ひえ)神社が鎮座しています。

宮城県指定有形文化財で、この地方の中心的な神社だそうです。


地元の人と立ち話になり、僕が「連休でも人が少ない所と思って来たら、誰もいませんね」と言うと、お孫さんを連れたその老紳士は照れ笑いしながら「静かでいい所でしょう」と受け応えておりました。 (5月6日)