気仙沼日記704回「スズメだって何か感じているんだぞ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼にもやっと春の気温がやってきました。

庭のスズメもウグイスに負けじとチュンチュン言っております。






スズメは珍しくはありませんが、愛らしい存在ですよね。





我が庭の梅が咲いてきました。

でも、去年の秋ごろ、大家さんが何を思ったか、梅の枝をやたらめったら切ったのであります。

どうもそのインパクトの影響か、梅の花が少ないような気がします。



そんなことよりも、きょうは気仙沼大島大橋の開通日でありました。


自治会総会・懇親会があったので行けませんでしたけど、大勢の人が大島を訪れたようでした。






きょうの朝のフェリー便には乗客がたくさんおりました。


本日の最終便で大島フェリーは廃止となりました。


大島浦の浜(大島の玄関口)の整備の遅れは深刻ですね。

話を聞いたほとんどの人が言っています。

本土側のある飲食店主は「3か月も営業できなかったら、ウチだったら廃業の危機です」と言っています。


浦の浜は土の茶色の景色です。

「見るとこないってイメージを持たれるのが心配」

地元の人が言っています。

「もう二度と来てもらえないでしょうからね」


この整備の遅れの責任は、誰が取るのでしょう。

誰もわからないのです。

何てことでしょう。

これが気仙沼の現実です。

大橋の開通に浮かれている場合ではないでしょう。  (4月7日)