気仙沼日記700回「『天の戸』三昧の一夜」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

先週の金曜日、恒例の日本酒愛好「旬の会」に秋田県横手市の浅舞酒造の職人さんがゲストでいらっしゃいました。

2月に「旬の会」で見学した酒蔵で、案内してくれた鈴木さんです。


「天の戸(あまのと)」で全国の左党をうならせる酒蔵です。





純米大吟醸、特別純米酒など8種類の一升瓶が並び、壮観でありました。


浅舞酒造は「酒は田んぼから生まれる」が信条だそうです。

蔵から半径5キロ以内で特別栽培される酒米だけを原料にしています。


2011年からは、すべての酒を純米酒(醸造用アルコールを使用しない)にしたそうです。

すごいですね!





「米とぎ唄」を披露する鈴木さん。

酒と同様、とても味わい深い歌でありました。


例えば、天の戸純米大吟醸35は、精米歩合35%(米を65%削る)

この日発売された春限定の純米大吟醸「夏田冬蔵(なつたふゆぞう)」生は、秋田の代表酒米「秋田酒こまち」で仕込んだ生酒!




鈴木さんは麹(こうじ)づくり担当だそうです。

この手で、「秋田酒こまち」をやさしく醸していくんですね。

今季の仕事を終えて「半年ぶりに納豆を食べましたよ」。

(酒づくりに納豆菌は厳禁ですから)


酒どころ秋田に、ホンモノを見た思いがします。  (3月28日)