気仙沼から大船渡線~東北本線を乗り継いで2時間ほどの水沢(岩手県奥州市)に行ってきました。
武家屋敷が残る城下町です。
江戸時代の火消組にちなんだ祭りのシンボル「町印(ちょうじるし)」。
6町にあるそうです。
水沢公園の一角にある陸中一宮・駒形神社。
これも公園の一角にある高野長英記念館(200円)。
幕末の蘭学者ですね。
ここで時間をたっぷり使ってしまい、予定した半分も歩けなくなりました。
そのくらい、胸に響く展示が並んでおりました。
公園から歩いてすぐの大安寺にある高野長英の墓。
少し歩くと国立天文台があります。
巨大な電波望遠鏡に圧倒されました。
小笠原や石垣島などと結んで直径2300キロの電波望遠鏡の威力があり、三角測量の方法で星の距離を測っているそうです。
敷地内にある奥州宇宙遊学館(200円)は有形文化財です。
木村ひさし(漢字:栄のツの部分に火をふたつ)記念館も立ち去りがたい所でした。
地球自転による緯度変化のなぞを解明した天文学者で、その業績はノーベル賞級と言われているそうです。
すごい人が水沢で活躍していたんですね(出身は金沢市)。
街の中は閑散としていてちょっとさびしい感じでした。
駅前で、やっと営業している店を見つけ、「びっくり弁当」(880円)をいただきました。
ビールの中ジョッキと比べると、本当にびっくりする大きさでした。
後藤新平や斎藤實の記念館、武家住宅など、見たいところがまだまだあったのですが、時間切れとなりました。
水沢には近々もう一度行って歩いてきたいと思います。 (9月13日)