気仙沼日記616回「岩手県奥州市の水沢に遊ぶ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼から大船渡線~東北本線を乗り継いで2時間ほどの水沢(岩手県奥州市)に行ってきました。

武家屋敷が残る城下町です。





江戸時代の火消組にちなんだ祭りのシンボル「町印(ちょうじるし)」。

6町にあるそうです。




水沢公園の一角にある陸中一宮・駒形神社。




これも公園の一角にある高野長英記念館(200円)。

幕末の蘭学者ですね。

ここで時間をたっぷり使ってしまい、予定した半分も歩けなくなりました。

そのくらい、胸に響く展示が並んでおりました。






公園から歩いてすぐの大安寺にある高野長英の墓。


少し歩くと国立天文台があります。





巨大な電波望遠鏡に圧倒されました。

小笠原や石垣島などと結んで直径2300キロの電波望遠鏡の威力があり、三角測量の方法で星の距離を測っているそうです。

敷地内にある奥州宇宙遊学館(200円)は有形文化財です。





木村ひさし(漢字:栄のツの部分に火をふたつ)記念館も立ち去りがたい所でした。

地球自転による緯度変化のなぞを解明した天文学者で、その業績はノーベル賞級と言われているそうです。

すごい人が水沢で活躍していたんですね(出身は金沢市)。






街の中は閑散としていてちょっとさびしい感じでした。

駅前で、やっと営業している店を見つけ、「びっくり弁当」(880円)をいただきました。

ビールの中ジョッキと比べると、本当にびっくりする大きさでした。






後藤新平や斎藤實の記念館、武家住宅など、見たいところがまだまだあったのですが、時間切れとなりました。

水沢には近々もう一度行って歩いてきたいと思います。 (9月13日)