気仙沼日記530回「いわてホリデーパスで盛岡へ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

前回ブログの大船渡市立博物館でポスターを見て、盛岡に行かにゃなるまいぞ、と思ったのです。


最近、いわてホリデーパスというJR切符を知り購入(2460円)。

気仙沼駅5:14始発~一ノ関駅6:44発で盛岡には8:21に着きました。


バスで原敬記念館前まで行き(320円)、歩いて岩手県立美術館へ。





全国の美術館を巡回している篠山紀信展「写真力」です。

やっと見る機会を得ました(当日券1200円)。

引き延ばした写真の大きさにびっくりしました。

「写真は時代を映す鏡。突出した出来事や人を撮らなければならない」

超一流の言葉はすごいですね。




「ジョン・レノンとオノ・ヨーコ(1980年)」は入り口の所にあり、これのみ撮影許可でした。


次に、徒歩5分の「盛岡市遺跡の学び館」へ(200円)。





企画展「志波城前夜の蝦夷社会」です。

桓武天皇の命による大和朝廷の東北進出があったころ。

蝦夷の地を平定しようと進軍した坂上田村麻呂と、それを迎え撃ったアテルイたちの攻防は、東北史上最大の出来事でしょう。





当時の鉄カブトです。

蝦夷の土地を守ろうとしたアテルイたちのことをもっと知りたいと思っています。

坂上田村麻呂は征圧側の武将なのに、蝦夷の人々に敬愛されたのだという説も紹介されていました。

戦わずに、共存共栄を思い描いていた武将だったようです。

田村麻呂のことも、もっと知らなければなりませんね。





徒歩5分の所に天然温泉「開運の湯」があるので、立ち寄りました(600円)。






湯上がりに生ビール(500円)と鶏ささみフリッター(400円)。

ささみを梅マヨソースでおいしくいただけました。






盛岡駅までの戻りは徒歩。

雫石川の「杜の大橋」を渡りました。

遠景は雪雲をまとう岩手山。


14:07発の一ノ関行に乗り、気仙沼には17:38に帰着しました。

まともに切符を買うと盛岡まで片道2590円。

いわてホリデーパスなら半額以下で往復できます。

また利用したいと思います。 (1月13日)