今冬季の青春18きっぷ最終回は、岩手県の西和賀町「ほっとゆだ」に行ってきました。
JR大船渡線の気仙沼駅始発5時14分に乗車。
一ノ関駅で東北本線下り盛岡行6時44分発に乗車。
北上駅では0番線に北上線7時35分発が待っています。
秋田県の横手行で、ほぼ真西に向かいます。
途中、和賀仙人という面白い名前の駅があり、そのあたりは雪に埋もれておりました。
錦秋湖の赤い鉄橋がモノトーンの景色の中に際立っておりました。
8時18分に「ほっとゆだ」駅に着きました。
何度か乗っている北上線ですが、ここはいつも通過していました。
駅の中に温泉があるというので、今回はそれを目当てに下車したというわけです。
8時半ごろから、湯につかったり2階の休憩室で寝転がって本を読んだり…
11時に開店する駅前の十割そばの店「湯夢(ゆめ)プラザ」で名物の納豆汁とざるそばの昼食。
納豆汁は、つぶした納豆の汁に豆腐、きのこ、ニンジン、ワラビ、ネギなどを具にしていて濃厚感があります。
納豆は日本のソウルフードですから、その味と香りに舌と腹をゆだねられるのでありました。
田舎風の十割そばは、なめらかな食感が特徴でした。
そば汁でも納豆汁でも、おいしくいただけました。
窓の外は銀世界ですから、ちょいと雪見酒。
昼からは全国高校サッカー選手権の準決勝、流通経済大柏(千葉)VS矢板中央(栃木)を休憩室のテレビで観戦。
我が栃木県代表、矢板中央は惜しくも0-1で敗退しました。
それを見届けて、14時26分発の北上行で帰路につきました。
「ほっとゆだ」で6時間も過ごした、ぜいたくな休日となりました。 (1月6日)