気仙沼日記493回「秋晴れの猊鼻渓舟下り」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼にいて猊鼻渓(げいびけい)を知らないなんて…

ということで、仕事が休みだった本日、快晴に誘われて行ってきました。

気仙沼の西隣、一関市の東山町を流れる砂鉄川にあります。


JR大船渡線で気仙沼から50分、760円。

猊鼻渓駅は無人駅で緑の中にうずくまっていました。





猊鼻渓の猊は獅子のことで、獅子の鼻に似た岩から名付けられたそうです。

舟下りは大人1600円で、約1時間半。





平日でお客さんはどうかな、と思っていたら、大型バスの団体客が続々と到着しました。






どの舟もお客さんでいっぱいです。





約2キロメートルの川筋に、60メートルもの高さの石灰岩の岸壁が連なっています。

さすがは日本百景の名勝ですね。






僕が乗った舟は女性の船頭さん。

語りも唄いも、とても好感がもてる人でした。






客にエサをねだるカルガモが人気者でした。


上りも下りも手漕ぎ舟というのは珍しいんだそうですね。

藤や紅葉の季節には、さらにお客さんが増えるのでしょう。





レストハウスで十割そばの昼食。







砂鉄川に架かるJR大船渡線の鉄橋です。


ゆったりといやされた秋晴れの一日でありました。 (9月26日)