気仙沼日記450回「コバルトーレ女川を釜石で見る」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

女川を本拠地にして活動しているサッカーチーム、コバルトーレ女川が好調です。

東北社会人サッカーリーグ1部で首位を走っています。

このまま優勝して、地域リーグ決勝大会を勝ち抜けば、上のカテゴリーのJFL(日本フットボールリーグ)に昇格できます。


第10節の新日鐵住金釜石戦を釜石まで見に行ってきました。






JR気仙沼駅でBRTに乗り、陸前高田市から大船渡市に入って、終点の盛(さかり)駅へ。





盛駅からは三陸鉄道南リアス線で釜石を目指します。

片道1080円、往復2160円のところ、1日フリー乗車券1500円があるので、利用しました。





釜石駅からは釜石線の花巻行に乗車。

遠野に行く時にもよく利用しているルートであります。






試合会場の釜石市球技場の最寄り駅、釜石から2つ目の松倉駅で下車しました。

もちろん初めて降りる駅です。

無人駅で、降りた客は僕ひとりでした。


昼どきで、暑かったので腹ごしらえ。






徒歩圏内にたった1軒しかない食堂で、餃子(5個210円)で、冷たいビールをぐいっとやりました。

これを優先するので車を使わないんですけどね。




辛みそラーメンでエネルギーを体に投入しました。


会場は、震災後に造られた人工芝のピッチです。





ものすごくのどかな雰囲気でありました。



女川は8勝1分けと、今季まだ無敗です。

ここ5試合は無失点を続けています。

釜石には、今季初戦のホーム戦で引き分けでした。





この日も女川は堅い守備で無失点ゲーム。

赤が女川で、釜石の決定的シュートを守ったシーンです。


攻撃陣も好調で前半3点、後半5点、合計8-0で圧勝しました。






8回も、女川サポーターの歌が聞けました。


観衆は55人ほど。

新聞にも載らないような一戦ではありますが、Jリーグを目指すというコバルトーレ女川にとっては長い長い階段の大事な一段なんです。


気仙沼にはサッカーチームがないので、しばらくは気仙沼から近い女川を応援しようと思います。

被災地の夢も担っていますから。 (7月9日)