女川を本拠地にして活動しているサッカーチーム、コバルトーレ女川が好調です。
東北社会人サッカーリーグ1部で首位を走っています。
このまま優勝して、地域リーグ決勝大会を勝ち抜けば、上のカテゴリーのJFL(日本フットボールリーグ)に昇格できます。
第10節の新日鐵住金釜石戦を釜石まで見に行ってきました。
JR気仙沼駅でBRTに乗り、陸前高田市から大船渡市に入って、終点の盛(さかり)駅へ。
盛駅からは三陸鉄道南リアス線で釜石を目指します。
片道1080円、往復2160円のところ、1日フリー乗車券1500円があるので、利用しました。
釜石駅からは釜石線の花巻行に乗車。
遠野に行く時にもよく利用しているルートであります。
試合会場の釜石市球技場の最寄り駅、釜石から2つ目の松倉駅で下車しました。
もちろん初めて降りる駅です。
無人駅で、降りた客は僕ひとりでした。
昼どきで、暑かったので腹ごしらえ。
徒歩圏内にたった1軒しかない食堂で、餃子(5個210円)で、冷たいビールをぐいっとやりました。
これを優先するので車を使わないんですけどね。
辛みそラーメンでエネルギーを体に投入しました。
会場は、震災後に造られた人工芝のピッチです。
ものすごくのどかな雰囲気でありました。
女川は8勝1分けと、今季まだ無敗です。
ここ5試合は無失点を続けています。
釜石には、今季初戦のホーム戦で引き分けでした。
この日も女川は堅い守備で無失点ゲーム。
赤が女川で、釜石の決定的シュートを守ったシーンです。
攻撃陣も好調で前半3点、後半5点、合計8-0で圧勝しました。
8回も、女川サポーターの歌が聞けました。
観衆は55人ほど。
新聞にも載らないような一戦ではありますが、Jリーグを目指すというコバルトーレ女川にとっては長い長い階段の大事な一段なんです。
気仙沼にはサッカーチームがないので、しばらくは気仙沼から近い女川を応援しようと思います。
被災地の夢も担っていますから。 (7月9日)