気仙沼の最北端、岩手県陸前高田市にあと少しというあたりに大理石海岸があります。
唐桑半島の付け根に近いあたりです。
リアス式海岸を大理石、石灰岩、粘板岩が美しく形成しています。
岩井沢漁港がある静かな湾です。
かつては観光スポットでした。
地震と津波で破壊された今の大理石海岸です。
遊歩道は崩落して歩けません。
何度か行きましたが、観光客の姿を見たことはありません。
杉林の踏み跡をたどって別の海岸に出ると、小さな潮吹き岩がありました。
老いた釣り人がひとり、竿を据えてじっと海を見ておりました。 (6月27日)