気仙沼日記371回「南町を歩く」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼湾の一番奥まったあたりを内湾といいます。

内湾に面して南町があります。

僕はどうしてもこのあたりに足が向きます。

津波のダメージが大きかったところです。





3メートルくらいの盛り土をしています。




復興屋台村気仙沼横丁の駐車場から見ると、盛り土工事はこんな感じ。

奥の山は安波山です。




腹が減ったので横丁の店で生姜焼きで一杯。




南町の工事のまん中のあたりで行われているのは、滝の入川の復興工事です。

滝の入川は、僕が住んでいる滝の入の山(安波山)が源流で、何本かの沢の流れを集めて古町のあたりで川となり、三日町の街道で暗渠になって内湾に注ぎ込んでいます。




気仙沼市内では一番規模が大きかった気仙沼復興商店街「南町紫市場」も、3月で閉鎖となります。

区画整理事業が遅れていますから、たぶん4月までは営業できると思いますが、ここがなくなるのはさびしいです。




高台から望む内湾です。

手前はできたばかりの南町公営住宅です。


まだ土色の南町はこれからどんな街になっていくのでしょう。

見守り続けたいと思います。 (1月29日)