気仙沼湾の一番奥まったあたりを内湾といいます。
内湾に面して南町があります。
僕はどうしてもこのあたりに足が向きます。
津波のダメージが大きかったところです。
3メートルくらいの盛り土をしています。
復興屋台村気仙沼横丁の駐車場から見ると、盛り土工事はこんな感じ。
奥の山は安波山です。
腹が減ったので横丁の店で生姜焼きで一杯。
南町の工事のまん中のあたりで行われているのは、滝の入川の復興工事です。
滝の入川は、僕が住んでいる滝の入の山(安波山)が源流で、何本かの沢の流れを集めて古町のあたりで川となり、三日町の街道で暗渠になって内湾に注ぎ込んでいます。
気仙沼市内では一番規模が大きかった気仙沼復興商店街「南町紫市場」も、3月で閉鎖となります。
区画整理事業が遅れていますから、たぶん4月までは営業できると思いますが、ここがなくなるのはさびしいです。
高台から望む内湾です。
手前はできたばかりの南町公営住宅です。
まだ土色の南町はこれからどんな街になっていくのでしょう。
見守り続けたいと思います。 (1月29日)