気仙沼日記369回「懐かしい庄助がテレビに」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 

月曜夜のお楽しみ「吉田類の酒場放浪記」で本日、宇都宮の庄助が放映されました。

再放送のようです。

この店、宇都宮が長かった僕の行きつけの店でした。

何を注文しても、味は間違いない名店です。


というわけで、気仙沼の居酒屋の味の一コマを…




まつもの酢の物です。

沖縄久米島の海ブドウのプチプチ感と双璧ではないかと思われるシャキシャキ感が絶妙です。

関東ではお目にかかった覚えがありません。

刻みネギが滋味な海藻の引き立て役となっております。






お通しのひとつ。

ホウレンソウ、ハクサイ、ニンジンのごま合え。

さわやかな味が春の予感を呼び覚まします。



「カレーが余ったから、ジャガイモふかしてカレーコロッケつくったよ」と女将。

手作り感いっぱいの衣さっくりカレーコロッケであります。




メバチマグロを三切れ、そっと出してくれました。

もうこれで十分です。


数日前、復興屋台村気仙沼横丁の店で味わいました。


庄助の映像を見ていて、つくづく思いました。

オレって、どこに行っても呑んでるんだなあ…と。


気仙沼にも、呑むために来たようなものじゃないかと、ハッと気づかされることがあります。






2011年の年末にオープンした気仙沼横丁には、もう5年以上も通っています。

この3月20日ごろ、横丁そろって閉店します。

盛り土の工事にかかるからです。




横丁から道をひとつはさんだ側は、もうこんなに盛り土されております。


60年以上変わらぬ宇都宮の老舗と、風前の灯の気仙沼横丁。

なんだか複雑な思いとなった夜でありました。  (1月23日)