気仙沼日記366回「朝梅(あさうめ)」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

朝起きて、朝刊を見ながら熱いお茶で梅干しをひとつ…


1年くらい前から続けている僕の朝梅(あさうめ)健康法であります。


宇都宮の実家に帰ると、いつも母が朝、お茶と梅干しを勧めてくれました。

母も朝梅が日課です。

寺の住職だった母の父親(僕の祖父)が毎朝の日課にしていたそうです。


その話を聞いてから、気仙沼の独り暮らしでも朝梅をやるようになりました。





梅干しは新月パーキングの軽トラ市で買い込んでおいたもの。

八瀬の農家のおかあさんがつくった無添加の梅干しです。


朝梅をやると、体が一日の始まりを察知するような気がして気持ちがいいです。


庄野潤三の短編「佐渡」に、四十数年来、朝食前に梅干しを1個、お茶をのみながら食べている人の話が出てきます。

いい小説です。


そんな、こんなで朝梅をやるようになりました。

(冬の平日は余裕がなく省略しがちですが…)

特に休日の朝、ゆっくり新聞に目を通しながらの朝梅は気分が晴れて、健康にもいいように感じております。 (1月18日)