大みそかの過ごし方は、栃木や東京にいたころと何ら変わっておりません。
この日は孤独という友達が寄り添ってくれます。
今年ものんびりとした一日でありました。
昼は、鶏の唐揚げと生寿司盛り合わせでちょっとぜいたくをしました。
缶ビールも含めて全部で1000円。
密かな喜びでした。
夜は年越しそば。
名店の手打ちというわけではなく、スーパーで買ってきた乾麺です。
信州・篠ノ井の柄木田(からきだ)製粉の「本十割そば」です。
そば粉100%というだけでも、そばを食べる気分になれます。
鳥取の友人が栽培した長芋をとろろにして添えました。
気仙沼の地酒、男山本店の蒼天伝(そうてんでん)の特別本醸造をちびりちびりとやりながら、大みそかの夜に身をゆだねます。
テレビは、NHK・Eテレでピアニスト中村紘子の特集、N響の第九演奏会、クラシック・ハイライトを楽しみました。
ボクシングのタイトルマッチも例年通り見て、23時からは吉田類の「年またぎ酒場放浪記」にチャンネルを回して年を越そうと思っております。 (12月31日)