気仙沼日記354回「唐桑郷土芸能劇」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

市民会館で郷土芸能劇「唐桑ものがたり2016」の公演がありました。

「海の古道~神々の記憶~」というタイトルです。


1300年前に熊野神を乗せた船団が唐桑にたどり着いた史実をモチーフにした歴史劇です。


江戸時代に紀州の漁師がカツオ漁の際にイワシの生餌をまいて一本釣りする漁法を唐桑に伝えたことも盛り込んで、気仙沼と紀州の交流を描いておりました。




唐桑の鮪立(しびたち)と崎浜の大漁唄込保存会や浜甚句保存会など地元の人たちが演じる舞台は、唐桑弁も飛び交ったりして、笑いあり涙ありの約1時間半でした。


地元の人たちだけで演じたステージは見事というほかありません。

知人が大漁唄込で出演していて、身近に感じました。

お客さんもいっぱいで、手拍子が起きるなど、舞台と一体になった感じでした。


来年3月には和歌山県新宮市でも上演されるそうです。 (12月23日)