気仙沼日記144回「おしばて」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

前回のサバの話で「おしばて」のことを書きました。


酒の肴とか、つまみといった意味の方言です。


行きつけの店の、ある日の「おしばて」は…




大きなツブ貝です。身がしまっていて、ぬめりが特徴です。




メカジキの頭骨などからこそげ取った肉をしょうゆで煮たものです。

やわらかくて、甘味がしみていて、ごはんのおかずにもなります。




イカげそフライと「メカメンチれんこん挟み揚げ」です。

ボリュームがありますが、これもおしばてと言うそうです。






アワビです。こりこりした食感の高級おしばてですね。


復興屋台村気仙沼横丁の鳥徳のエビちゃんは、品書きを「おしばて」と表記しています。「あたみ屋」の月ちゃんは「おすばで」と発音しています。 (11月30日)