気仙沼日記 「ほやの味、引き立つ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

復興屋台村気仙沼横丁の鮮味定食(店名)で、ほやをいただきました。

塩辛と焼きほやです。




塩辛は、新鮮な殻付ほやをさばいて、身をまず酢につけてから塩をします。

手作り出来立てです。旬の肉厚と、さわやかな食感と、酢と塩で引き立てられた海の幸の味わい、そして鮮度が旨みをさらに演出しています。

目をつぶって「うめえ」とうなりながら味わいました。


焼きほやは、殻のまま半分に縦割りし、内臓部分を除いて焼き、冷やしたもの。味にふくらみが出て、食感もふっくらとして、それでいて独特の繊維感があって、「うんめえ」と言いながらかみしめました。


ほやがおいしい季節です。30代40代のころ(20年ほど前)、ほやの味に目覚めて夏に関東から三陸通いをした時期がありました。今、気仙沼に住んで、ほやの本当の旨さを再発見している次第。

一緒に会食した知人は、南三陸町のほや養殖業の家に生まれ、子供のころから仕事を手伝ったり食べたりして、ほやに親しんできたそうで、「このほやは実においしい」と太鼓判でした。 (6月26日)