気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

「女子高の解体」なんて書くと、なんだかワクワクしますね(しませんか?)

いや、僕にはその方面の趣味はありませんけど。

気仙沼女子高は、私立の東稜高校の姉妹校でしたが、昨年春で閉校になりました。

この女子高の体育館は、校舎の屋上に乗っかっていて、「かまぼこ体育館」の愛称で親しまれ、気仙沼湾のランドマークでした。

災害公営住宅の建設地になるので、解体が始まったのです。




建物の上の階が体育館で下が校舎です。

気仙沼の内湾に面した場所で、平地が少ないので、断崖を削って、このような建築になったのでしょうね。

どのくらい目立つ存在だったかというと、下の写真の通り、突出しておりますね。




気仙沼はサメの水揚げも日本一で、フカヒレのほかにも、かまぼこ生産も盛んです。かまぼこ体育館と称されていたのは、お国柄にマッチした表現だったわけですね。

30年くらい前に旅行で来て、対岸の気仙沼プラザホテルに泊まった時に「なんだ、あれは。まるでかまぼこみてえだな」などと面白がって、写真を撮ったことを思い出します。

津波で壊れたわけではありませんが、名物シーンが消えていくのは、やっぱりさびしいですね。 (6月1日)