タケノコ採り② 帰りに悲劇が待っていた! | 作爺の部屋

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昔、山里の暮しでは野良仕事の道具や身の回りのものは自分で作ったり、直したりしてきたようです。
今流に云うとそうしたDIYや外遊びが大好きです。

雨ではあるけど、またタケノコ採りへ。

 

身体のほうはあれから回復して良好です。

 

平日で天気も悪いので、タケノコ採りの車は少なく、今日は2番手につける。

 

 

昨年のチェックしたポイントを廻るが、どうもGPSの調子よくない。

 

天候のせいだろうか?まるきり信じてはいけない。

 

今日はラジオを持って来ているのだが、これも雨音で有効範囲も狭まってしまう。

 

 

 

 

 

降り続く中、何とかザックを埋めました。

 

 

 

車止めまで、ぬかるんだ急坂を牛歩で下る。、

 

10:40 車に着いて、ザックは計り、約40キロ。

 

まあ~、やれやれとニンマリ。

 

ここまでは良かった。

 

が!・・・・・・・・・・

 

 

軽トラのドアがロックされていて開かない。

 

ふと覗いたら、運転席シートの上にキーがある。

 

 

 

このとき、スーっと血の気が引いていくのが分かった。

 

辺りには他の車は1台も無い。

 

落ち着いて、状況を振り返って観た。

 

到着後、車内にある、重量秤を出そうとドアを開けようとしたとき、多分ロックされていた。

 

入山の時、ロックしたんだろうと、いつも荷台のゴムマット下に隠しあるキーを取り出して、リモコンで解除した。

 

秤を出したときに、キーはシート上の置いたままだった。

ドアを閉めるときに、当然ドアロックなんて操作をする訳も無いし、していないはず。

 

どう振り返っても不思議でならない。

 

雨水がキーに入って誤作動してしまったのだろうか?

 

普段、買い物駐車でも軽トラなんてドアロックしませんし、山でもしません。

 

 

荷台にある道具箱を漁っても、ドアの隙間に差し込むような物は無いし、在っても今時の車ではそんなことは出来ないって聞いたことがある。

 

 

 

相棒のSさんは道具箱にある石頭を見つけ、割るなら何処のガラスが安いか?

 

何てことを喋っている。

 

農業軽トラごときに、リモコンのオプションを付けた事が今更悔やまれる。

 

どうしたもんか。

 

幸い、携帯は通じるので、インロックをJAFへ電話する。

 

場所が奥山だけに、緯度経度を伝えても場所を確認できない様子。

 

さて、どうするか?

 

うちの家内も今日休みだったことを思い出し自宅へ電話。

 

スペアキーを持って来て貰うお願いしました。

 

心のなかでは、神さまのように思えました。

 

おおよその場所は2、3年くらい前に来たことのある登山口の近くで土地勘もありそうで助かった。

 

これで益々、頭が上がらない。

 

 

 

家から林道の入口までは1時間ちょい掛かるので、それまでに二人で林道入口までを下る。

 

山と高原地図のアプリを見れば直線でも4、5キロはありそう。

 

林道歩きは楽だけど単調で苦痛です。

 

オシッコ中に先を行くSさんをパチリ。

 

今度は後ろに居るはずのSさんの姿が見えない。

林道入口が分かりづらいので、先に到着したいと少々焦っているのだが、待っていても一向に来ない。

 

やっと姿が見えたと思えば、手に山ウドを持っている。

聞けば道端にいいウドがあったとの事、採り袋があればもっと採れたと悔しがっていた。

転んでもただ起きない男である。

 

 

 

入口には我々の方がなんとか先に着いた。

 

ゲート小屋の門番の方から、熱いお茶をごちそうになり、雨の中で冷えた身体が温まった。

 

 

 

 

暫く経って、神さま仏さま、NBOX様が到着。

 

 

結局、アクティのドアが開いたのは12:40分頃。

 

ちょうど2時間のすったもんだのロスとなりました。

 

 

帰宅後、試して見ても、なぜロックされたのか?今もって解りません。

 

ディーラーにも聞いて見ようと思います。

 

 

 

それでは。