たまたま見ていたYoutube…
何の変哲もない、結婚式のホームビデオなんですが、
感動で涙が止まらなくなりました(笑)
歳を取ると涙もろくなると言われますが…
では、前回に引き続き〝損失回避〟というものを見ていきましょう。
現代は損失回避がトレンドになっている以上、その類の情報が溢れています。
たとえば、あなたは今の日本の離婚率がどのくらいか知っていますか?
おそらく、3組に1組が離婚している、ということを耳にしていると思います。
このような情報から、どのような感情が生まれるのか…
まあ、あまりいい印象は持たれませんよね(苦笑)
何だ、結婚しても離婚することが当たり前なんだ…と思っていたとしても不思議ではありません。
特にこれから結婚を、と考えている人にとってみれば、これは致命的なものです。
ましてや、今では〝バツイチ〟という言葉が当たり前のように使われています。
まあ、私もその一人なのですが…
離婚というと、何だか重たい感じがしますが、バツイチというと凄く軽い感じがしませんか?
以前は、離婚といえば、キズモノというイメージが強かったのですが、バツイチというと、人生経験があるかのような印象も持ってしまいます(と私自身勝手に解釈しているのですが…)
確かに、一度結婚というものを経験はしました。
でも、それを全うできずに破たんさせてしまったのです。
離婚とは、企業でいえば自分で興した会社を破たん、倒産させてしまったのと同じことなのです。
通常、そうなってしまえば自己破産するか、夜逃げするかのどちらかです(苦笑)
でも、時代がそうではない…
もはや、離婚が半ば当たり前になっているのですから…
何とも、おかしな時代なったものです。
さて、ではこのような損失に関する情報にさらされ続けているとどうなってしまうのか…実はこれが一番問題なのです。
人間というのは、同じ情報を繰り返し受け取っていると、それが一種の信念に生まれ変わります。
いわゆる、一種の洗脳と同じです。
常に自分の周りには損失回避がはびこっているのです。
すると、その人自身も損失回避を基本に物事を考えてしまうのです。
だって、もはや信念に近いわけですから…
ということは、実際に私たちが正しいと思うことは自分自身の判断ではなく、外部の何かによってそうさせられてしまった可能性があるということです。
自分以外の、第三者の影響を多々受けているということなのです。
そうなると、非常に厄介なことが生じます。
つまり、人間が本来持つ創造性や独自性が失われてしまうのです。
本来であれば、自分で考え行動することが何よりです。
でも、実際に考えることは、自分以外の第三者の影響を多々受けているのです。
つまり、結婚は損失だとする考え方が根本にあるわけです。
とするならば、いくら結婚をしたいと考えていても、無意識のレベルでは結婚は損失だとする限り、結婚は遠のいてしまうのです。
これが、損失回避における結婚ができない最大の理由になっていると、私は思います。
しかし、損失回避という観点からすると、現代の婚活というものは非常に理にかなっていると言えます。
結婚ともなれば、ましてや恋人もいない方からすると、その手間が省けるわけです。
つまり、結婚に最短距離で到達するのは婚活が一番適しているということです。
というのも、まず自分のプロフィールを登録し、自分の好みや理想を掲げればいいのです。
それを見た人で、もしも自分の好みと合致していれば、はい!カップルの出来上がり!となるわけですから…
恋人を探す手間も省け、ポロポーズする手間も省けます。
何と言っても、すでにお互いが結婚を前提にしているわけですから。
でも、そう簡単にはいきません。
やはり、心のどこかで引っ掛かりができるのです。
なぜなら、それは損失回避というものに、少なからず疑問を抱いているからなのです。
結婚できない人の婚活利用率は約1.5%と言われています。
また、婚活しても結果が出ないという方も多数おられます。
ということは、やはり心のどこかでは結婚は損失回避という観点から考えてはいけないものなのだ、とする本能的なものがあるからではないでしょうか。
それがせめてもの救いかもしれませんね…
現代は損失回避がトレンドになっている以上、その類の情報が溢れています。
たとえば、あなたは今の日本の離婚率がどのくらいか知っていますか?
おそらく、3組に1組が離婚している、ということを耳にしていると思います。
このような情報から、どのような感情が生まれるのか…
まあ、あまりいい印象は持たれませんよね(苦笑)
何だ、結婚しても離婚することが当たり前なんだ…と思っていたとしても不思議ではありません。
特にこれから結婚を、と考えている人にとってみれば、これは致命的なものです。
ましてや、今では〝バツイチ〟という言葉が当たり前のように使われています。
まあ、私もその一人なのですが…
離婚というと、何だか重たい感じがしますが、バツイチというと凄く軽い感じがしませんか?
以前は、離婚といえば、キズモノというイメージが強かったのですが、バツイチというと、人生経験があるかのような印象も持ってしまいます(と私自身勝手に解釈しているのですが…)
確かに、一度結婚というものを経験はしました。
でも、それを全うできずに破たんさせてしまったのです。
離婚とは、企業でいえば自分で興した会社を破たん、倒産させてしまったのと同じことなのです。
通常、そうなってしまえば自己破産するか、夜逃げするかのどちらかです(苦笑)
でも、時代がそうではない…
もはや、離婚が半ば当たり前になっているのですから…
何とも、おかしな時代なったものです。
さて、ではこのような損失に関する情報にさらされ続けているとどうなってしまうのか…実はこれが一番問題なのです。
人間というのは、同じ情報を繰り返し受け取っていると、それが一種の信念に生まれ変わります。
いわゆる、一種の洗脳と同じです。
常に自分の周りには損失回避がはびこっているのです。
すると、その人自身も損失回避を基本に物事を考えてしまうのです。
だって、もはや信念に近いわけですから…
ということは、実際に私たちが正しいと思うことは自分自身の判断ではなく、外部の何かによってそうさせられてしまった可能性があるということです。
自分以外の、第三者の影響を多々受けているということなのです。
そうなると、非常に厄介なことが生じます。
つまり、人間が本来持つ創造性や独自性が失われてしまうのです。
本来であれば、自分で考え行動することが何よりです。
でも、実際に考えることは、自分以外の第三者の影響を多々受けているのです。
つまり、結婚は損失だとする考え方が根本にあるわけです。
とするならば、いくら結婚をしたいと考えていても、無意識のレベルでは結婚は損失だとする限り、結婚は遠のいてしまうのです。
これが、損失回避における結婚ができない最大の理由になっていると、私は思います。
しかし、損失回避という観点からすると、現代の婚活というものは非常に理にかなっていると言えます。
結婚ともなれば、ましてや恋人もいない方からすると、その手間が省けるわけです。
つまり、結婚に最短距離で到達するのは婚活が一番適しているということです。
というのも、まず自分のプロフィールを登録し、自分の好みや理想を掲げればいいのです。
それを見た人で、もしも自分の好みと合致していれば、はい!カップルの出来上がり!となるわけですから…
恋人を探す手間も省け、ポロポーズする手間も省けます。
何と言っても、すでにお互いが結婚を前提にしているわけですから。
でも、そう簡単にはいきません。
やはり、心のどこかで引っ掛かりができるのです。
なぜなら、それは損失回避というものに、少なからず疑問を抱いているからなのです。
結婚できない人の婚活利用率は約1.5%と言われています。
また、婚活しても結果が出ないという方も多数おられます。
ということは、やはり心のどこかでは結婚は損失回避という観点から考えてはいけないものなのだ、とする本能的なものがあるからではないでしょうか。
それがせめてもの救いかもしれませんね…
今や、日本における結婚していない男女は約1500万人いるとされ、そのうちの約90%の人が結婚を希望されているといわれています。
でも、1500万人と言われても、それが果たして多いんだか少ないんだか、何だかピンときませんよね…
しかし確実に結婚していない、いわゆる未婚者数は増加しているのです。
1950年では男女ともに1.5%だった未婚率が、2010年では男性20.1%、女性10.6%となりました。
ということは、男性においては実に5人に1人が生涯未婚者であるという状況なのです。
では、どうしてこうも結婚しない、結婚できない男女が増えてしまったのでしょう。
そこには少なからずとも原因があるはずです。
一つ目は、景気悪化に伴い正規雇用者の減少があります。
ご存じのとおり、今や日本、いや世界全体が不景気色が色濃い状態が続いているようです。
バブル経済が破たんし、リーマンショック以降、もはや大企業でも倒産に危機にさらされています。
終身雇用や年功序列といった制度も、今では昔話…企業は明日の見えない、それこそ不均衡の最中に立たされたのです。
大企業でもリストラは当たり前、早期退職者を募ったりと、賃金カットとあの手この手を使っては生き残り図っています。
当然、新規で採用されることはなくなり、逆に非正規雇用者が増える構図となります。
結婚にはお金がかかります。
まあ、今でこそ格安結婚式や身内や友人知人でパーティー形式の披露などと費用を抑えられるようにはなりましたが、それでも指輪や新婚旅行、また新居などを考慮すれば、百万単位の資金が必要になるわけです。
となると、結婚を辞退する人が増えたとしても不思議ではありません。
二つ目の理由として、選択肢の増加が挙げられます。
時代の流れとともに、私たちの生活はより一層便利に、そして進歩をしてきました。
ガラケーと言われた携帯電話がスマホに変わり、電話以外の機能の充実ぶりといったら、物凄い数のサービスが満載されてします。
それを覚えるのも、使いこなすのも一苦労してしまいます(苦笑)
どこにいてもインターネットで情報が引き出せ、また自分から情報を拡散させることもできます。
大量の情報が引き出せるということは、それだけ選択肢が増えるということです。
まあ、私はよく川越に行くのですが、クレアモールという商店街にある飲食店も相当な数があります。
これも一つの情報です。
もしも始めていく土地であれば、どのお店に入ろうか、と選択に迷うはずです。
つまり、10軒あれば10通りの、20軒あれば20通りの選択が存在するのです。
まあ、最も私の場合、毎回行くお店は決まっているのですが(苦笑)
また、仮に結婚にかかる費用を自分のために、自分の選択のために使えるとしたら、どうなのか…
そう考えたとしても、一向に不思議ではありません。
つまり、毎日安いチェーン店の牛丼屋ではなく、少し値の張る高級中華でも食べたいなと考えても不思議ではないということです。
まして結婚ともなれば、自分の時間やらお金やらで損失するものは大きい、その損失が生涯続くのであれば、結婚なんてしなくてもいいのでは?と考えても不思議ではありません。
さて、ここで結婚に対し損失、ということを言いました。
このあたりも少し見てみます。
先ほども書いたように、インターネットの普及により、私たちはいつでもどこでも情報が引き出せるようになりました。
つまり、どんな田舎に住んでいようが、都会にいるのと同じように情報が扱えるのです。
しかし、その情報の中には、すべてが自分のためになるものかといえば、そうではない情報も含まれているのです。
つまり、ネガティブな感情を想起させる情報です。
新聞やテレビのニュースを見ても、トップに来るのは必ず衝撃的なものばかりです。
当たり前ですよね、それで部数や視聴率を伸ばすわけですから。
しかし、衝撃的のもののほとんどはネガティブな情報なのです。
たとえば、社会的に衝撃的な事件を取り上げることがいい例でしょう。
また、景気悪化に関するニュースも、非常に敏感です。
このように、ネガティブな情報が一面を飾るのです。
さて、問題はその受け取り手、つまり私たちになります。
連日のように、このようなネガティブな情報にさらされ続けているとどのようになるのか、ということです。
当然、自分の身を守ろうとなるでしょう。
少しでもリスクを回避したいと考えるでしょう。
つまり、景気悪化も、このようなネガティブな情報もすべて〝損失回避〟ということがキーワードになっているということなのです。
さて、次回はもう少し、損失回避ということをテーマに結婚を見ていくことにしましょう。
でも、1500万人と言われても、それが果たして多いんだか少ないんだか、何だかピンときませんよね…
しかし確実に結婚していない、いわゆる未婚者数は増加しているのです。
1950年では男女ともに1.5%だった未婚率が、2010年では男性20.1%、女性10.6%となりました。
ということは、男性においては実に5人に1人が生涯未婚者であるという状況なのです。
では、どうしてこうも結婚しない、結婚できない男女が増えてしまったのでしょう。
そこには少なからずとも原因があるはずです。
一つ目は、景気悪化に伴い正規雇用者の減少があります。
ご存じのとおり、今や日本、いや世界全体が不景気色が色濃い状態が続いているようです。
バブル経済が破たんし、リーマンショック以降、もはや大企業でも倒産に危機にさらされています。
終身雇用や年功序列といった制度も、今では昔話…企業は明日の見えない、それこそ不均衡の最中に立たされたのです。
大企業でもリストラは当たり前、早期退職者を募ったりと、賃金カットとあの手この手を使っては生き残り図っています。
当然、新規で採用されることはなくなり、逆に非正規雇用者が増える構図となります。
結婚にはお金がかかります。
まあ、今でこそ格安結婚式や身内や友人知人でパーティー形式の披露などと費用を抑えられるようにはなりましたが、それでも指輪や新婚旅行、また新居などを考慮すれば、百万単位の資金が必要になるわけです。
となると、結婚を辞退する人が増えたとしても不思議ではありません。
二つ目の理由として、選択肢の増加が挙げられます。
時代の流れとともに、私たちの生活はより一層便利に、そして進歩をしてきました。
ガラケーと言われた携帯電話がスマホに変わり、電話以外の機能の充実ぶりといったら、物凄い数のサービスが満載されてします。
それを覚えるのも、使いこなすのも一苦労してしまいます(苦笑)
どこにいてもインターネットで情報が引き出せ、また自分から情報を拡散させることもできます。
大量の情報が引き出せるということは、それだけ選択肢が増えるということです。
まあ、私はよく川越に行くのですが、クレアモールという商店街にある飲食店も相当な数があります。
これも一つの情報です。
もしも始めていく土地であれば、どのお店に入ろうか、と選択に迷うはずです。
つまり、10軒あれば10通りの、20軒あれば20通りの選択が存在するのです。
まあ、最も私の場合、毎回行くお店は決まっているのですが(苦笑)
また、仮に結婚にかかる費用を自分のために、自分の選択のために使えるとしたら、どうなのか…
そう考えたとしても、一向に不思議ではありません。
つまり、毎日安いチェーン店の牛丼屋ではなく、少し値の張る高級中華でも食べたいなと考えても不思議ではないということです。
まして結婚ともなれば、自分の時間やらお金やらで損失するものは大きい、その損失が生涯続くのであれば、結婚なんてしなくてもいいのでは?と考えても不思議ではありません。
さて、ここで結婚に対し損失、ということを言いました。
このあたりも少し見てみます。
先ほども書いたように、インターネットの普及により、私たちはいつでもどこでも情報が引き出せるようになりました。
つまり、どんな田舎に住んでいようが、都会にいるのと同じように情報が扱えるのです。
しかし、その情報の中には、すべてが自分のためになるものかといえば、そうではない情報も含まれているのです。
つまり、ネガティブな感情を想起させる情報です。
新聞やテレビのニュースを見ても、トップに来るのは必ず衝撃的なものばかりです。
当たり前ですよね、それで部数や視聴率を伸ばすわけですから。
しかし、衝撃的のもののほとんどはネガティブな情報なのです。
たとえば、社会的に衝撃的な事件を取り上げることがいい例でしょう。
また、景気悪化に関するニュースも、非常に敏感です。
このように、ネガティブな情報が一面を飾るのです。
さて、問題はその受け取り手、つまり私たちになります。
連日のように、このようなネガティブな情報にさらされ続けているとどのようになるのか、ということです。
当然、自分の身を守ろうとなるでしょう。
少しでもリスクを回避したいと考えるでしょう。
つまり、景気悪化も、このようなネガティブな情報もすべて〝損失回避〟ということがキーワードになっているということなのです。
さて、次回はもう少し、損失回避ということをテーマに結婚を見ていくことにしましょう。