仲間意識と競争意識 | 鳥のように自由に生きよう

鳥のように自由に生きよう

夫婦円満の秘訣、日本の魅力、理科・物理の楽しい世界を表現したい

先日妻と、周波数の合わない今の職場の卒業祝いにと行った居酒屋で、偶然同僚の飲み会と鉢合わせし、彼らと話す機会があった。

そのときのやりとりから、私はショックを受けた。なぜなら、今まで私は同僚に対して仲間意識で接してきたにも関わらず、同僚は私を競争相手としてしか見ていなかったからだ。

 

それに気づけたのは、妻の存在のお陰だ。

ある同僚が私が今の職場を辞めた後どうするのかを聞いてきたとき、妻がとっさに「人気ブロガーになるみたいですよ」と伝えると、その同僚は「先輩、文才あるんすか?」と尋ねてきた。それに対する妻の「この人、文才ありますよ」という返答に対して、同僚は私に「とりあえず一人は賛同しているみたいですね」と言ってきた。

今までも何度か感じてきたが、私を下に見ているような発言だった。もし、この同僚が私を仲間として見ていたなら、私のことを応援できたのではないかと思う。私は今までこの同僚の良さを認め、妻や周りの上司・同僚に良いことしか話してこなかったし仲間として見てきたが、これらのやりとりで、結局この同僚から私は競争相手として見られていたことがとても悲しかった。

 

もう一人の同僚は、私が妻といる場面を2度目撃したのに、声をかけずに後日伝えてきたことがあった。そして、彼の勝手な解釈で私と妻の関係を決めつけ、周りの人に話すような人だった。彼は妻を前にして、彼なりの私と妻の関係について言及してきたが、妻は事実と異なることを伝え、彼の考えを一蹴した。そして、別れ際に彼が「職場を辞めることを僕にも話してほしかった」と訴えてきたが、私は内心「失礼なことをされてきたのに、何でお前に伝えないといけないんだ」と思っていた私の心を代弁し、妻が最後に「今度私たちを見かけたら声をかけてくださいね」と伝えてくれて、私の心はすっきりした。

今振り返ると、彼は何かと私をいじってきていたし、失礼なことをされていた。私は彼を仲間として見ていたため今までのことを許してきていたが、彼は自己開示をしないくせに、私のことを一方的に知れたことに優越感をもって接してきていたのだと気づいたとき、やはりショックを受けた。

 

これらの出来事から、私が仲間意識で接していても、相手が競争意識を持っていると、見下されたり、マウントを取られたり、利用されたりしてフェアではない人間関係になってしまうことを学んだ。

 

だからこそ、この気づきを今後の人間関係に生かしていきたい。

仲間意識の人と出会いその仲間と共に、私たち日本人の先祖たちが当たり前のように築いていた「愛と調和」の人間関係を築いていきたい。

 

最後に、私の心を代弁してくれた女神のように賢く美しい妻と、後腐れなく関係を終わらせてくれた同僚、その場を設定してくれた宇宙に感謝している。