HP制作を専門の方にお願いすると当然おカネがかかります。

 

 その分、きれいで説得力のあるHPができるのですがこのブログの統一テーマは、「自分でやる」。

 

 ということで今回弊社もHPを自前で作ってみました。ブログをずっと書いている、アメーバブログが新しく始めたサービス、「amebaownd」を使いました。利用は無料です。

 

  アクセス解析機能付きですので日々のページビュー、訪問者数もすぐ把握できます。どのページが見られたか?まではわかりません。

 

 また、ネットショップを開きたい、という方向けに、「ショップ」機能があります。商品の画像、明細のアップ、クレジットカードなどの決済機能も利用可、というありがたい機能です。これも利用無料。

 

 ざっと手順を書きますと、

 

  1. HPのアドレス(ドメイン)を決める
  2. ドメインをamebaowndに登録。
  3. デザインを選ぶ。
  4. HPのタイトル、どのようなビジネスをしているかの説明などを簡単に入力。
  5. コンテンツを書いていく。(必要に応じて、画像、動画、他サイトとのリンクを貼る…この辺は大きなアイコンで分かりやすく作業を誘導してくれます。難度としてはブログを書ける人なら大丈夫なレベルです)

 で、一応完成、となります。

 

 「自分でやれ」とブログに書く以上、実際にやってみましたが、数日かけて仕組みに慣れ、その後集中して5-6時間でまずまずのものが出来上がりました。

 

 公開HP「中小零細起業の経営改善はワイズコンサルティングへ

 

 いかにも、という雰囲気ですが、これを薄めるためのテクニックがあります。

 

  • ロゴを決める …自分で作れるサイトもあります。「無料でロゴが作成できるサイト一覧」から「ロゴクリエーター」でチャレンジしてみました。サイトの言語はポルトガル語でしたがこれもアイコンが大きく作ってあるので特に問題なく作れました。サイト上で作ったあと、すぐダウンロードできます。これが作品です。でも…元サイズが小さすぎてHPに張るために拡大すると字がぎざぎざに。作業自体は面白かったですがHPには採用できず。多少なら払っても、という場合にはロゴは、ネット上で作成依頼できます。
  • 「1万円で20案」など格安で制作してくれるサイトが多数あります。

  • あとは、PCの画像キャプチャソフト(SnapCrab for Windows)、と簡単な画像加工ソフト(PhotoPad写真編集ソフト)を使い、HP用の画像を作っていきます。※両方とも無料でダウンロードできます。ここでもおわかりのとおり、手間を惜しまず、「自分でやる」と決めれば果てしなくコストは落とせるのです。
  • さはさりながら、「洗練されたサイト」を印象付けるのは使用されている画像です。これも、プロの撮影した画像をHPで簡単に買うことができます。「imagenavi」「Pixta」など。これぞ、という画像があれば1枚数千円で買うことができます。また社長さんを全面に押し出すHPなら、社長さんをきれいに写真館で撮影してもらうのも一法です。
  • HPに入れるべき要素は、①自社は何の会社か、②何を売っている会社か、③誰がお客様か、④どんな思いをもって業務に当たっているのか、④会社・経営者略歴、⑤コンタクト、アクセス。それに⑥情報、を足してください。「あのサイトを見ると何かしら得るものがある」と。ここのところ、ブログを随時更新してリンクしてもよいと思います。
  • 「発信しなければ存在しないのと同じこと」。あなたが語り掛けたことは必ず誰かが見ています。確信をもって書き続けてください。
  • SEO対策の考え方…コストを負担してSEO対策するのも有効な販売促進方法です。しかし、コストもかからず、検索上位に来る方法は、「更新」です。先に書いた、「発信」を続けることです。更新されるページが組み合わさることで検索エンジンはあなたのサイトを活き活きとしたサイト、とみなし検索上位に引き上げてくれます。
  • 素人レベルではどうにもならないのが、「お問い合わせページ」でした。

「がんばれ経営者!ひとりでもできる事業再生・経営改善ノウハウ」

「できる、できるよ。必ずできる!」

 

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 月商1,000万円の飲食店さんがあったとします。損益分岐点売上は1,100万円、変動利益率は40%、今は月40万円の赤字です。

 あるとき社長さんは銀行に赴き、「月商を1,200万円にできる新メニューを作りました!」と宣言します。(実際にそんなものがあるかどうかは横に置いて)

 銀行の融資担当者は、

 「スゴイですね!これで年480万円の黒字ですね!と一緒に大喜び。

 「次の12月決算、期待していますよ!」と話が終わります。

 では実際、決算数値はどのような数字の動き方をするでしょうか。

 まず、月の売上高です。昨年12月に取り組み、1年かけてメニューを浸透させ売りを伸ばす、とします。するとこんな売上グラフになります。
 

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単月の収支はこんな感じです。
 

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では、累計で見たらどうなるでしょう。赤字幅がすくなくなるといっても赤字のうちは累損はたまる一方。

単月黒字を達成するのが25年7月ですが過去の累損を一掃できるのは26年8月になります。
 

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 12月決算の会社だとすると、平成25年12月期は売上高1億3200万円、利益は0のはずです。決算書を持って行った社長は融資担当者からの厳しい指弾を浴びるはずです。

 融資担当者は社長の話をうのみにして、月商1,200万円×12か月で1億4400万円の売り上げがなければならないし、利益も480万円出ているはず、と考えています。

 「社長、ウソつきましたね!」ということになりかねません。

 そういわれて社長は混乱します。

 「売上は予定通り上がっているのに」
 「おカネはたまっていない」
 「銀行からも突き上げられて…」

 実態は累損が一掃されるまでCFは厳しいはずですのでその間は逆に借入をしたいくらいのキャッシュポジションのはずです。 

 ここがポイントです。業績が上がるときは、「三角」で上がっていきます。下のグラフをご覧ください。いきなり翌月から1,200万円の月商になるわけではありませんから。
 

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 これについて往々にして、四角く考えてしまいがちです。冒頭の社長と担当者のやりとりの通り…

 四角=死角なのかもしれません。

 これに対して、コストカットは「四角」で効いてきます。業績予想、改善計画作成はこれらを組み合わせ、今期着地予想、来期予想は月別に行います。「三角」を見逃さないためです。
 

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「できる、できるよ。必ずできる!」

 

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 簡単にリスケジュールについて本質を記しておきます。

 

 金融円滑化法(平成21年12月施行)以前は、リスケジュールという概念がなく、「約定返済できない=期限の利益喪失」でした。「返済を緩めてもらえれば企業が存続する、返済も進む」という企業がむざむざと倒産していったのです。

 

 小渕政権時、平成11年頃、特別保証枠を設け、中小企業に20兆円以上の資金を流し破たんをいったん回避したことがあります。しかし金融庁にはそのあとそれが不良債権の山を築いた、という苦い記憶があります。リーマンショックを受け再び、特別保証を行うこととなったとき、その対処として考えられたのが金融円滑化法で主な内容はリスケジュールに応じろ、でした。

 

 当初こそ、各金融機関は「金融庁はそう言っていますが銀行が必ずリスケに応じるわけではありません」という冷ややかな対応でしたが、制度ができてから丸8年が経過し、すっかり定着した感があります。

 

 金融円滑化法そのものは、平成25年3月に廃止されていますが、終了直前に制定された株式会社地域経済活性化支援機構法の中に「円滑化対応を続ける」という条文が盛り込まれ、制度の続行が決まりました。

 

 さて現在(平成28年秋現在)のリスケの実際、です。

 

1.まず資金繰り表(半年から1年程度の月次資金繰り表、直近3か月くらいの日繰り表)で自社の資金繰りをチェックします。銀行返済を含め資金が回れば問題なし。リスケジュールか?となるのは、基本的に資金繰りは赤字。預金取り崩しや役員からの資金投入で何とか回せるが…という場合にはCFが合っていないわけですからリスケジュールを検討することになります。

 

2.上記の赤字幅が少額で一時的なもの、とはっきりしていれば、リスケジュールなし、という選択肢や、足りない分を借り増してしのぐ、という選択肢になります。

 

3.CFが合っていない状態で、「元金返済を止めれば当面資金繰りは回る」となればリスケジュールを本格的に検討します。ここでの判断基準は、①営業赤字なら迷わずリスケジュール選択。本業がどんどん資金ロスを出している状況で返済をしている場合ではない。リスケジュールの間になんとしても黒字転換をする。②営業黒字でも返済には不足、という場合にはリスケジュールをしてもらっている間に業績改善し計画的な返済ができるようにする。

 

4.上記3の、回復のための事業計画をきちんとかけるか。おカネがないのでとりあえず止めてくれ、という申し入れは乱暴です。すくなくとも、〇年後にはいくら返せるようになっていくのでその間返済を待って、という筋の通った計画を準備できるかどうかです。

 

5.そして銀行申し入れに進みます。リスケジュールを受けていても融資を受けられるケースがありますが必要資金と返済財源がはっきりしていることが必要でハードルは高くなります。つまり、本当にもう借りられないか?について一度金融機関側と打ち合わせることになると思います。

 

6.いよいよリスケジュールしかない、となれば、①業績の分析と不振の原因(窮境原因)の特定、②それをどのように解決していくのか、③解決されたあと業績がどのように回復していくのか、④CF面にはその回復がどのように反映され、金融機関への弁済計画はどうなっていくのか、⑤リスケジュールをすれば資金は回っていくという資金繰り予定表、をセットにして持ち込むことになります。資金繰り予定表を求められるのはリスケジュール審議中に資金ショートしない、破たんしない、という証明のためです。銀行返済はすぐ止めてもらいます。金融機関によっては、「残高を置かないようにして」という対応をするところがありますが売掛金回収などが重なれば引き落としされてしまいます。返済引き落としそのものを止めてもらうようにします。

 

7.リスケジュール受付、となると保証協会付融資の場合は各金融機関から保証協会へ打診がされます。(余談ですが、金融円滑化法施行直後はリスケジュール手続きに長期間を要しました。このときによく「保証協会が返事をくれない」と言い訳のだしにされたようですが感触では金融機関側の事務の遅れが主因だったと思います。現在では保証協会の判断は非常に早く、リスケジュール手続きの中で障害になると感じることはほとんどありません)

 

8.保証協会、本店の内諾がでたところで保証条件変更申込書を書き、事務手続きへ。

 

9.リスケジュール審議中に止まっていた利払いと保証条件変更にともなう追加保証料を払い、条件変更に調印、という流れになります。

 

10.元金返済棚上げは緊急避難的に対応してくれる場合がありますが2年、3年と続けられるものではありません。元金返済を行う場合には、借入の金額でシェア割して返済額を計算します。1円単位まで分けるケースもありますが、細かい計算違いを防止する意味合いから、「千円未満の端数は切り上げ」にして丸めてしまう対応が多いのではないかと感じます。細かい話ですが、「千円未満の端数を四捨五入」とすると、切り上る金融機関と切り捨てられる金融機関がでてくるので「不公平だ!」ともめる可能性がでてきます。数百円のことで丸く収まるのならその方が良いと思います。

 

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「できる、できるよ。必ずできる!」

 

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