命の期限というモノが
あるのならと
覚悟をした人間なので
どうしても
氣になってしまうのだが
余り
『死』=儚い美しさみたいな
そんな風な
思い込みがあるとしたならば
そんなモノは
かなぐり捨てた方が良いと思います。
勿論、『死』は荘厳なものです。
でも童話の中の物語の様に
儚く死んでいく
そんなドラマは
捨てないと駄目です
何故かというと
私にもあったのです
そんなドラマ
もし私が先に死んでしまったらと
何度かパートナーに話した事が有りました
それも何でもない時にです
それを病気になってから
フッと思い出しました
そうして
ゾッとしました
そうなんです
私自身が心の阿頼耶識に
種子を撒いてあった訳です
その時に
『冗談じゃない!私は生きるんだ!娘の為に石に噛り付いても絶対に死ねない!』
そう思って
そのドラマを
宇宙の果てにぶん投げました
家族に看取られて
美しく死にたいみたいな
そんな映画のワンシーンみたいな
そんな事が心の奥底に巣食ってた
それよりも
太陽の下で
真っ黒な顔して『わっはっは!』
と笑おうよと
そんな風に
思います
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阿頼耶識とは…
大乗仏教の用語。唯識思想により立てられた心の深層部分の名称
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