【立夏】5月5 日 【流入】新たな感性を受け入れて”内なる世界”を具現化へと導く | 【還る占星術】星のリズムの先にある魂由来のあなたへ還る

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𝑵𝒆𝒘【4月/5月】新月満月サイクル読み講座 

 
 

 

 


 
 
 
 

【目次】

 

* 立夏とは?

 

*「春分」と「立夏」のホロスコープ比較

 
 
 
 

立夏とは?

 

 
5月5日 21時26分頃。「立夏」を迎えました。
 
 


「立夏」とは二十四節気で示されている季節の移り変わりのこと。春の草花が咲き乱れて、少しずつ夏の気配が見え始める頃。



生命力の豊かさを謳歌して、今後の繁栄繁殖を願うお祭りが開催されるのもこの頃です。(日本は端午の節句、ヨーロッパでは五月祭(メイデー))

 
 
この季節の切り替わりを、私たちに当てはめると、新たなスタート・目標設定の「春分」から、「夏至」の創造・表現へと向けて具体的に行動を起こすとき。
 
 
 
新たな気持ちで始まった新年度も、少しずつ落ち着きを見せ始めるこの時期。日本は奇しくもGWと重なるので、少しゆっくりと時間を取って、今後必要なことを見つめるキッカケにもなりますね(^^)

 
 

そして「立夏」の時期は、ホロスコープの観点から見ても、実は節目となります。
 
 
 
自分の感性に基づいて土台を築いていた牡牛座に新たな局面が訪れるときなのです。
 
 
 
具体的に言うと、「立夏」を迎えるとき、太陽は牡牛座15度⇒16度へ移ります。
 
 
 
各星座はそれぞれ30度づつ割り当てられているので、15度⇒16度はちょうど折り返し地点
 
 
 
 
サビアンシンボルで見ると、
 
牡牛座15度「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」
 
から
 
牡牛座16度「神秘を暴こうとする老人」
 
として表されています。
 
 
 
 
15度自分ができることを極めて豊かな世界観を作り上げる典型的な牡牛座らしい度数。仕事や作業、モノ作りで今最大限にできることするイメージです。
 
 
対して16度物質的なことだけでなく精神的・本質的なことを追求する度数。心が本当に望むことに目を向ける、他の人の価値観も取り入れていきます。
 
 
 
牡牛座シーズン「春分」における内なる歓びと解放感に包まれてどんどん自分好みの世界観を構築していきます。
 

 
牡羊座の直感や生命力、衝動を形に落とし込んでいくイメージ。


わたしたちも新年度が始まると、今年こそ理想に近づきたい!と考えて、まずは体験レッスンに行ってみたり、ダイエット本を買ったり、スケジュールを立てたりしますよね。


 
そのため、牡牛座1~15度においては、自分のライフスタイルや見た目、形にフォーカスして、コツコツと積み重ねようと努力します。



それが16度以降は内面や心、本質部分に焦点を当て、自分が心から必要とする、満たされるものを求め始めるのです。
 

 

春から夏にかけての植物は、日に日に葉の色が濃くなり、厚みも増していきます。そして夏本番を迎える頃にはすっかり力強くなり、太陽に向かってまっすぐと伸びているでしょう。



つまり、夏の季節を迎えるということは、自分の定めた道や目標からぶれず、ただひたすら成長し続けるということ。まさに「これがわたしよ!」と”表現”しているのです。



わたしたちが何かを目指すとき、本当に欲しいのはその”形”ではありません。その”形”を手に入れて満たされる”気持ち”が欲しいのですね。




新たな歓びに誘われて設定した”その目標”は、
わたしにどんな”気持ち”をもたらしてくれるのだろう??



それを教えてくれるのが、春の解放感を謳歌しきった「立夏」の頃。



形だけを求めて目標実現を目指すのはちょっと限界。自分だけで頑張るのもちょっと先が見えてきた。



わたしは本当は何をしたいんだろう??
今のわたしに必要なものはなんだろう??



そんな心の奥の扉を開こうとするの「立夏」という転換期なのです。

 

 



 

「春分」と「立夏」のホロスコープの比較

 

 

さてではもう少し詳しく、今年の「立夏」について見ていきましょう!

 

 

 

今回のテーマはこちらの3つ。




【臨機応変】

【内なる世界】

【表現の再構築】


 

 
実は今回の「立夏」と先々月の「春分」AC(テーマ)・MC(到達点)はほぼ同じ位置。
 


AC(テーマ)は射手座23~24度。MC(到達点)は天秤座11~13度です。
 
 
 
【立夏ホロスコープ図】

 
 
【春分ホロスコープ図】




太陽、月、水星、金星、火星は変わりますが、木星以降の天体はほぼ同じ配置。



特に「春分・立夏」においてポイントとなる木星はともに3ハウスに位置しています。ちなみに「春分」では太陽も3ハウスなので、重要ポイントですね。



3ハウス=考え方、コミュニケーションの在り方、周囲にたいするアンテナ(情報収集)なので、「立夏」以降も多くの情報が入ってきそうな雰囲気。



先ほどお伝えした、他の人の価値観を取り入れるという牡牛座16度以降の性質ともマッチしています。



さらに「春分・立夏」においては金星もキーワード。



「春分」では火星と重なって”欲しいものを取りに行く”アグレッシブさがありましたが、「立夏」では木星と近い位置におり、視野を広げて”欲しいものを引き寄せる”雰囲気に変わっています。



また、すごく近くはありませんが、IC=潜在意識、心の中の世界金星は接近しており、そこには「春分」の時と同様に小惑星キロンも位置しています。



「春分」では「内なる欲求の解放」がキーワードとお伝えしていますが、その要因のひとつはこの小惑星キロンです。



小惑星キロンは親や年長者の価値観により背負った心の傷や思い込み。見方を変えれば「本当はこうしたかった」を抑えこまれたポイントです。



そのため「春分」から引き続き、子供のときに実は好きだったこと心の奥に置いてきてしまったことを叶えるテーマも継続中です。



今回は金星が接近中のため、シンプルに楽しくてトキめいて、ロマンを感じてうっとり…♪な気持ちをたいせつにすると良いときです。



「立夏」は自分の”心”が望むものを知り、目標の本質を見つめるときなので、上に書いたようなトキメキやロマンが実は自分の核に繋がっているということなのですね。

 

【立夏ホロスコープ図】


 

さらに今回は2ハウスにいる冥王星土星小惑星ベスタにも注目です。



この配置は「春分」の時と同じですが、太陽が牡牛座に来ている今、同じエネルギーを持つ2ハウスの作用は「立夏」の方が強くなります。



さらに今は土星と小惑星ベスタが重なっているため、内面的な本質をたいせつにする力が強く働きます。



さらに冥王星と土星が来ることで、2ハウス=感性を物質的な形にすることは厳しく査定されることになります。



たとえば、

・物質的・本質的に足りないことにしっかり向き合わされるような出来事が起きる

・物理的な方法やスタイルをガラッと変えざるを得なくなる

・表面的なことにとらわれすぎてる場合は一度ダメになる

など書いててだいぶしょっぱくなるような(笑)ことが起きるかもしれません。

(個人よりも社会経済にたいする影響の方が
今は強いかもしれませんが)



一見しんどい出来事もあるかもしれませんが、ここで大切なのは「自分の核=内なる世界」がなんなのか気付くことです。



逆にそこがしっかり固まっているのなら、表面的な形ややり方は何だって大丈夫。むしろもっと良い方法があるかもしれない、と目を向けることが重要なのです。




【立夏ホロスコープ図】




さらに今回の「立夏」ではブラックムーンリリスが重なり、金星スクエア(変化と成長の関係)を築いています。



月とブラックムーンリリスは揺れ動く心であり、深層心理に潜む繊細さと衝動です。



それが今回のポイントである金星とつながるため、自分の心が求める安心感や歓びにとても敏感になることが考えられます。



これは一歩間違えれば快楽主義に陥る可能性もありますが、土星&ベスタが2ハウスで抑えてますし、客観性も忘れなければ、自分に必要なものを見極める高感度のアンテナとなります。

※2ハウスの支配星は金星のため
土星&ベスタとは間接的に影響します。

 

そして、ブラックムーンリリス7ハウスにいますが、6月21日に迎える「夏至」も実は7ハウスが主役です。



さらに言うなら「立夏」のMC(到達点)天秤座なのでこれも「夏至」への布石となっています。



7ハウス=天秤座 ─ つまり夏以降は人間関係や行動範囲を広げて、自分のスキルや魅力をアピールすることがポイントなのです。



ここまでお伝えした一連のテーマ:
①様々な情報や価値観を取り入れる
②自分の核=内的世界をクリアにする
③目標の実現方法やスタイルは臨機応変に



これらは全て「夏至」に繋がるものであることがわかると思います。



自分の目の前にあることに向き合いつつ、楽しさやトキメキに敏感でいること。



基本的に「春分」から続くテーマとなりますが、毎日を丁寧に、そして好奇心をたいせつに過ごして、夏には健やかな創造がもたらされますようにクローバー
 
 
 
それではまた書きますね。

 

 

 


 

 

早いもので GWも終わり
今年もすでに5ヶ月が過ぎようとしています。
 
 
 
少しずつ当初の新鮮さも落ち着いて
実際に何をしたら良いのか
迷う時かもしれません。
 
 
 
先月の木星・海王星コンジャンクション。
そして先日の牡牛座新月を見ても、
わたしたちの意識に刻一刻と
変化の波が押し寄せています。
 
 
  



 

だからこそ、
これから自分は何をしたら良いのか??
世の中に置いてかれているんじゃないか??
不安を感じる方もいるでしょう。
 
 
 
誰かの価値観や成功法則ではない、
今のあなたに何が必要なのか?
 
 
 
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