最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧うらうらと 春陽の地から 震災の つらい別れを 裡に黙とう すマレーシアに男子生まれぬ名を天鼓 天にとどろけハリマオのごと待合せは 蔦のレンガの 四丁目 中華屋で見た 三島の自決なく声は 松のむこうに すがたなし 今日うぐいすの 初音聞きたり爺さんが 朝のドラマに 泣いている 子泣きじじいは きれいごとさえみちくさは 存分にせよ ジルの爪 擦り減るほどに ながく来た道頭を垂れて しっぽをたれて 歩くジル 日々をたのしめ 若き日のごとコンクリートの傍にも出るふきのとう冷たい雨のしずくが光る雪原に爺さま泊めて濡れかえりテントはゆらり 日向ぼこする人気なき白樺林の雪上にテント張りたり心はあそぶ池の上にボール追うとき 頭を垂れる ジルに出でたり 元気ホルモン水の上の バレンタインデイ オオバンは すまし浮かびぬ 共にゆれつつ髪の毛を まゆ毛をなめて 嚙みついて のどを鳴らしぬ 夜明けの猫は長旅の 予約取り消す うつしよに 猶もあるのさ おいらの出番あいち池 芒のほとりに かいまみぬ 彼は誰時の 睦まじき鴨芥をば 集めて高し えんとつは 時を分かたず 煙たちたりワカサギが 氷のしたに あおぎ見る まぶしく光る ゆうわくの穴麺職人お湯をそそいで待つときの底がやぶれて汁はぬけたり氷壁.は固くて脆いが稲ちゃんよ まだまだやるぞ天に手をふる濁河の渡せる橋の渓ふかくつらなる氷柱ひとつサックと<< 前ページ次ページ >>