最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧葉かげには小さき白きねじき花ならんで唄う「花はどこへ行った」しあわせは 朝の散歩に 早苗田が むらさき色に かがやき始むあきるほど小亀が首を長くして 天にボソボソつぶやいていた こんなにも 紅いものかは 鉄板に バター焦がれてあかいだいこん花ちゃんは生まれて三月飛ぶほどに尻尾を振って近よるジェイは十薬はからだに良いのよ母言いし根付きて庭に白十字みつ子どもらの 駆けっこみたい 咲きかける あじさい畠は 活気あふれるならびたつ 高層ビルが 魔女に告ぐ 那古野の空に あかく灯りてこんな日は 二度寝をするか どしゃぶりが まどを突きぬけ 騒いていやがるどしゃぶりが 水田打ちつけ 苗代は つつましやかに 順番を待つ分け入れば萌えるみどりの草むらに いのち宿せる白いメレンゲひるまずに キツネを巣穴に 追いたてし 赤い血継ぎて ジェイは跳ねたり独りっ子の 心ぞ知るや てんびん座 母に相づち 妻に相づちひ弱な子を 褒めて育てし ホスピスに なお髪を染め 母は逝きたりとうとつに連れられ行きぬ大阪へ 母さん何があったの聞けずかろやかにモダンに生きたその母に ゆがむ心の少年でした妖艶な鬼の娘に惑わされ あやめの苑に迷い込みだり円盤を 追いかけ跳ねて 咥えくる 褪せることなし ジェイの赤い血出動は 数えるほどの トラクタア 田植えの頃に晴れ姿ありライバルは鳥たちですよ 桑の実がはや色付いて紫黒もありぬ<< 前ページ次ページ >>