最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧雨雲に雨具も持たず出でし朝濡れて帰りぬ今日は事なしわれ知らずずいずい飲みて朝の陽のひかる新芽に通学の列書留の古りし封筒母の影朝日のなかのやわらかき苔ほどけずに藤の花房垂れて咲くいつもの春のOB会に酔う黄色失せ軽くなりゆくこの身はや風にまかせて明日へ伝う白鷲の影に入りつつ雉はただ風立つ中に声をひそめる立ち食いの 背中まるめし アサッテ君 小さき笑いの 風ひとつ消ゆキンセンカアネモネたちと咲いてるぜ背丈のびゆく葉牡丹の俺食卓にいざない流るチューリップ桜満ちたる白き立山幾重にも葉に交じり咲く花の房朝の水辺のひかりあふれる脚立より落ちて骨折とLINEありうな重さげて二人でひらく覚王山富豪の夢の跡に立ち円き窓よりひかり切り取る爲春亭屋敷町ゆく坂つづきタワマン背にして門をくぐりぬ田園に夜来の雨のたゆたいてみどり立ちはや蛙目覚めぬヌートリア毛並み干しつつ水の上光にほどけあんにゅい独つ花壇より土手がいいのさタンポポの自由に生きて黄のまぶしさ爺さんも桜の下を駆けにけり息せきつつの六十五分花の下背中追いつつ三好池ゆるき亀にも風うたうなり茶の間にて凍てつく空気満ちくればニャンとひとなき大岡さばき窓辺にはいつも猫おり犬のおりここは噂のまほろばならむ<< 前ページ次ページ >>