最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧鐘楼に 大き巣をなす コウノトリ 見よや十字の 空に巣立つを暗闇に 並ぶベッドや アルベルゲ 黄色き寝言 荒ぶるいびきいそがない たびを語りつ 手作りの カモミール茶を 味わう二人シスターの ギターにのせて 皆うたう 夜の祈りの カントリーボーイ朝まだき 石の坂道 いでゆけば ドクロがござる 教会の壁単調な 砂利踏む音の 街道に アザミがポピーが 列なし囃す汗ふきて 麦の畑の 丘のうえ 風吹きぬけて ポピーが揺れる青空に ひばりの声の 澄みわたる 貝のしるべに 導かれゆくアヒージョに フランスパンを 浸し食む ここは天国 5時からパール麦畑の いっぽん道に 追い越しつ 追い越されつつ ブエンカミーノ約すでも 探すでもなく 街道に チャオの続きて 肩たたきあう赤土の 葡萄畑に 陽のさして 巡礼の影 ゆるりと伸びる手をつなぎ サンティアゴへと 行く二人 歩みを合わせ 光をともに行く先の 麦の畑に 風ひかり 波間に浮かぶ 十字架の塔十字架を 握りて進む むつまじき ふたりの背名に ブラジルの旗の朝昏き 六つを告ぐる 鐘の音に 励まされつつ ドームくぐりぬ牛追いの 祭り古都は 石畳 坂を下りて ビールの笑みようしろから 足早に抜く ジェイムスは 道に迷いて われを待ちたりカミーノの 歩く訳なぞ 聞くまいに 巌の道を 父子は寡黙柔らかに 牧草ひろがる ピレネーに 犬は追いたり 羊も馬も<< 前ページ次ページ >>