最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧裸木にヤマガラ一羽 テレビでは 笑いの響くクリスマスイブ荒るるころ親子で行きし百老亭食の細りて餃子三十豚汁は野菜たっぷり雨のなか振る舞われたるあたたかき味冬至にも太き波紋に堂々と天白川を生きるヌートリア後ろから くるランナーの 合羽から シャカシャカ響く シェイカーの音街中のあわただしさをよそにして渓のせせらぎかさなる紅葉南のカーテンの下猫の尾の揺れるリズムよひとり遊びよあさつゆの朝陽を曳いてしずけさに枯葉踏みつつ影のびる脚到る処 自由に生きて ある朝に 黄泉へ行くなら 三日月がいいマットには蹴りの一撃九歳が鬼の顔してトロフィー掲ぐ深酔いにひとひ沈殿 うたた寝のまどろむ我に猫も添いたりくれたけの人ごみの中人恋し大津通りは煌めきそめぬ今ここで ひとりになれば 困るのだ 寄り添うように 咲く枇杷の花わがまなこ痛み老いつつたかき空電線の二羽墨絵となりぬ控えめにしぶとく生きしと言えぬ身の野辺に美しツワブキの花叟と叟猿投の里の湯けむりに手足を拡げもみじを仰ぐ朝焼けの天の裂け目にあらわれたUFO二つ爺ちゃんは見たドローンが絶える間もなく襲う冬君よ元気で 天は見ている里の朝こぞりて衆の墓掃除 飛行機雲は空に輪を描く叶うなら掬って飼いたい薄れゆくまんまるお月今年を惜しむ<< 前ページ次ページ >>