◆爺の会社です
修復作業中の R6 は、手配したパーツが届くまで、暫く放置
3XV の修復に取り掛かります
面研を施して、ポートタイミングを早めたシリンダーは、
出来れば復活させたいんだがな
これ、メッキが剝がれてるんじゃね?
3XV は、鉄のスリーブではなく、シリンダーのアルミ素材にメッキ処理されてます
よく見ると、シリンダー内壁に欠け落ちたピストンのアルミ塊が
押しつぶされて膜のように張り付いているように見える
この”ヘバリ付いた”アルミ異物さえ除去すれば
シリンダーが復活するんじゃね?
スクレーパーでコソゲ取ったり、ヤスリで削ったりしてみた
幸いにもメッキは健全なようで、
決してアルミ異物と溶着してる訳ではなさそうだ
メッキ層がスクレーパーの刃を弾いてくれる
但し、強烈に擦り付けられてるんで、
スンナリと剥がれてくれることはなく、
密着力はナカナカだ(大汗;)
↑ 一部、失敗して、メッキを剥がして削り込んでしまったヨ(汗)
ヤスリが食いつく手ごたえがあったから、メッキ面だと思わずに削ってもた(爆)
最後はペーパーで磨いて、出来るだけ平滑に均してみた
メッキが剥げたところ、大丈夫かな・・・・
シリンダーはこれくらいにして、
ピストンに取り掛かります
とは言っても、棚落ちしたピストンの再生はムリなので
TKRJ のピストンを手配します
いえね、昔ヤフオクで手に入れた中古ピストンはあるんだけど、
13,000rpm を超える高回転を狙うことを考えると、
耐久性が問題になるので、新品ピストンを投入して、
稼働時間管理するしかないと判断したヨ
で、その TKRJ ピストンなんだけど、
ご親切に、オーバーサイズが用意されてるんだな
シリンダーをボーリングして、再メッキした際に使用するんだろうな
ウチも、ペーパーホーニングしたシリンダーがダメだったら
ボーリングしなきゃだな
まさか、既にボーリング・再メッキしてあるとは思わないけど、
今まで疑ってなかったんで、
念のため、現状のサイズを確認しときます
↑使っているのはミツトヨのアナログマイクロメーター
鉄工所に生まれた爺は、小さいころの”おもちゃ”といえば、
ノギスとマイクロメーターしか無かった・・・・
ウソデス
現物は・・・・55.68mm
ま、56mm だな
STDサイズです
よし、STD サイズのピストンキットを1セット、発注しておこう
今日はここまで