◆爺の会社です
明日はいよいよ鈴鹿でFun & Rum の本番だというのに、
いまだセッティングが出ず・・・・
本日は埼玉県（大宮）まで出張です
お客様との打ち合わせを終えて、
すぐに大阪へ戻ります
時間短縮の為、
大宮から東京までハヤブサに乗ります
JR のハヤブサに乗るのは初めてです
カワサキのハヤブサの方が最高速は速いヨ！
東京駅で東海道新幹線に乗り換えて、
自宅に戻ったら、昨日注文したジェットが届いてました
翌日配送でKITACOのジェットとは、さすが、高いだけの事はある
雨脚が強いので、ガレージに移動してキャブを開けます
フロントバンク（右）は#350に
リヤバンク（左）は＃280に
しとしと雨が降る中、試走します
雨だし寒いし、眼鏡が曇るので、裸眼で走ります
スモークシールドで、さらに視界が悪いけど、
フル加速してみます
パイ～ン！！
いいんじゃない（悦）
高速道路の乗り口（IC）まで、もう少しと言うところで、
カブったように失火するようになった
気温が低いし、（15℃）
湿度は高い （98%）
そのせいで濃くなったんだろう
ところが、それからすぐにスロットルのツキが悪くなった
ん？
急にウスクなった？
そして、急激に悪化していく
イカん！
こりゃ、高速道路に乗るどころではない
ガレージに戻るべくUターンする
そうこうする間にも、症状の悪化はすすんでいく
開けるとストールしかける
ガス欠症状に似ている
走り出す前のチェックでは、満タン近く入ってたハズだが
とうとう、右折待ちの、交差点の真ん中でエンジンが止まった
ガレージまでは約2km
このまま押して戻ることも考えたが
体力的にムリなので、手ブラで歩いてヴェルファイヤを取って来た
回収！
どこが悪いんだろう？
走り出しが良かっただけに疑問だ
ガレージで原因を確かめる
もう一度、始動を試みる
何度キックしても初爆が来ない
チェックしようとガソリンタンクを外して驚いた
「カルイ！」
５ｋｍと走ってないのに、カラになっている！
漏れた？
混合ガスを２Lほど入れてみる
３０秒ほどで、漏れ出てきた
エェッ！？
フロントバンク（右）のキャブレターから盛大に漏れている
フロートバルブの閉じ方が悪かったとしても、ここまで勢い良くは漏れないぞ
フロートチャンバーを開けたら、フロートがダランとブラサガッテ来た
触れると、フロートがバルブごと落ちた
キャブを外して確認すると、
フロートの支点部分が削れて無くなっている
ここは8年前に補修した部分
8年間、耐えていた補修部分が、
今、このタイミングで崩れたというのか
ついさっきまで、それこそ、ジェットを交換する前まで、
ガソリンコックをON/OFFする場面もあったが、
漏れなんて全くなかった
なのに、今？
恐らく、ジェットを交換したときにフロートに触れて、
支点にムリな力が加わったのだろう
で、走り出す直前にコックをONしたことと、夜で雨だから気付かなかった
デブコンが崩れたところは、ごく一部なので、
何らかの方法で直りそうなんだが・・・・
細いワイヤーを巻いてみる
→ ダメ
バルブが閉じない
勢いよく流れる
ワイヤーをしっかり巻くとフロートが動かない
支点部分は、思ったより高い精度が必要みたいで、少しでもズレると、バルブが閉じないか動かない
この方法はダメだ
クソ！
溶接が出来れば、ヒョイッと肉盛りして、ドリルで穴を通せば直りそうなんだが
けど、アルミだよ、しかも鋳物
設備もウデでもないので、爺にはムリ
せめて、あと一日あればなぁ
溶接屋に頼むか、金属加工で誤魔化すことも出来るそうなんだが
あと数時間たてば鈴鹿へ出発しなけりゃ、な時刻だ
安易な補修で走って、コースにガソリンを撒いてしまっては大変
無念のリタイヤとなりました
今日はここまで