3XVレストア2週目
先週、いろいろと不具合が見つかったが、
ひとつひとつ解決していくことに

フロートの支点を受ける部分が割れているキャブボディー

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割れた部分をデブコンで補修します
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こんな感じ
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支点ピンを新しいモノに換えます
SUS 2.5mm 研磨丸棒 \650 (思ったより高かった・・・・・)
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2.5mm のドリルで、補修した部分を"さらえ"ます
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二つの穴が完全に一直線になるように貫通させます
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2.5mmのドリルを下穴を広げる使い方をすると
仕上がりは2.45mm程度になります
一方、研磨丸棒の直径は2.48mm
ということは0.03mmの圧入公差になります
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補修したのは前バンクシリンダー用のキャブ レター
付いていたメインジェットは #200
マニュアルでは #190のハズだが、
社外品のマフラーに合わせて
前オーナーがセッティングしたのだろうか


オイル漏れを起こしていたフロントフォークに取り掛かります
先週、本体から取り外していたので、分解して洗浄します

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倒立型のフロントフォークの分解には
専用の特殊工具が必要なのですが、
そこは経験豊富なパポフプランニングさん
必要な工具が全て揃っています


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おまけに、サポートというか、次から次へと手を貸していただけるので
ミスなく、手早く仕上がります





トップキャップを外して抜いたフォークオイルは驚くほど綺麗でしたが
インナーを分解して出てきたオイルは甚だしく劣化していました
前オーナーが交換してくれていたものの、古いオイルが完全に抜けていなかったのでしょう


ここからが本番!オイルシールの交換
事前に教えてもらって用意しておいたSKFのオイルシール

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マニュアル通りに組み付けていきます
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ここでも、専用の打ち込み工具を用意していただいたり
至れり尽くせりです
モタモタしてたら、組み上げてくださったりしてます
スイマセン

装着完了!グリーンなんですSKFシール
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フロントフォーク完成!
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次はステムを分解してベアリングを確認します
車体を梁のH鋼からベルトで吊るします
(こんなの自宅じゃできません!)
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トップブリッジを外して、ナットを緩めてステムを下ろします
上下のローラーベアリングもレース部も
キズや引っ掛かりもなくキレイなもんです

モリブデングリスとリチュームグリスを塗り付けて組み付けます
(これも教えてもらいました。てか、ほとんどやってもらったような・・・・)

フロントフォークも組み付けて、だいぶ形になってきました

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フルードを補給します
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バキュームをつないでもらって、これもほとんどやっていただいたような・・・
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エアー抜きの方法も、自己流では間違った手順が多くて
都度、正しい手順を教えていただきながら進めるという・・・・
お手数をおかけいたしました