<<◆爺の会社です>>
クランクケースのバリ取りを済ませた4号エンジン
塗装します
形状的にオーブンに(完全には)入らないので、
トップヒートではなく
サンデーペイントのウレタンシルバー
ついでに1号エンジンのクランクケースも塗って
トップヒートで塗ったカバーと、色が近くてヨカタよ
乾いたら、
ベアリングを打ち込むために、オーブンで温めます
結局、オーブンかよっ!
↑ほんの少し温めるだけ
フタを開けた状態でも、70℃程度には温まります
ベアリングは純正は高い(数千円)ので、
NTNを手配(数百円)
冷蔵庫でキンキンに冷やします
古いベアリングを重ねて、打ち込みます
熱膨張・収縮を利用したおかげで、
コンコンと軽く叩くだけで収まりました
クランクシールも新品に交換します
古い2STエンジンは、
クランクシールの交換によるパワーの回復が著しいよね
3号車に載せているKT100なんて、
クランクシールの交換後はROTAX-MAX相手に、
そこそこ走ってるモノ
バラさなかった1号エンジンを見本に、
バランサーギヤを組んでいきます
クランクギヤは、クランクシャフトの目印に合わせてハメればよく、
バランサーギヤは、クランクギヤの目印に合わせばOK!
↓ちゃんと、クランクピンの逆位相にバランサーがキテマス
<後日追記>
通常は、
”一軸一次バランサーは、カウンターウエイトの逆側(=クランクピンと同位相)”
のハズだよね?
けど、多くの2STエンジン同様、このエンジンもクランクが円盤状になっていて、
もはや”カウンターウエイト”とは呼べない構造だから、
クランクピン重量を相殺するためのバランサーなのか?
要考察
今日はここまで