初めまして
6月よりパートで週3回働かせて頂いてる 飯島加奈子 です
至らない点も多々あるかと思いますが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します
7月に入り、例年よりも気温が高い日が続いております。
梅雨もそろそろ明け、夏本番です。
九州北部豪雨で被害に遭われた方、親戚、ご家族の皆様には心からお見舞い申し上げます。
海や山
、プール
にレジャー
と楽しいことがいっぱい待ち受けております
しかし、それと同時に注意をして頂きたいこともあります。
その一つとして。。。熱中症です。
今回は、犬の熱中症についてお話したいと思います。
犬は私たち人よりも地面に近い生き物です。
人の感覚でこれくらいならの暑さなら大丈夫だろう。と判断するのは危険です
夏のアスファルトは50度に達しているときもあり、軽い散歩でもこの状態ではあっという間に熱中症になってしまいます
また、アスファルトの上を歩けば肉球はやけどをしてしまいますので散歩は早朝や日が落ちて暑さがやわらぐ夕方や夜に行ってあげてください
熱中症の症状
・口を大きく開けて「ハァハァ」と浅く早い呼吸をする
・悪心や嘔吐、下痢をする
・ふらつき
・目や口腔粘膜の充血(赤レンガ色、やや暗めの赤色)
熱中症がさらに進行した場合
・虚脱や失神、筋肉のふるえが見られる
・意識が混濁し、呼びかけに反応しなくなったり、反応が遅い
・けいれんを起こす
・吐血や血便、血尿といった出血症状が見られる
・体温の上昇により脱水症状を起こし、血液が刻なり酸欠症状により舌の色が紫色になる(チアノーゼ)
※手当が遅れればショック症状を起こして死に至ります
※
熱中症の原因と対策
◎家の中でお留守番させる場合
窓を開けておくだけでは熱中症になってしまうこともあります。
室内の風通しに気を付けるほかカーテンを閉め、直射日光を避けてください。エアコンをドライ(除湿)モードにするなどして室温が上昇しないように心がけてください。
◎車でお留守番させる場合
車内で熱中症を引き起こしやすい最も危険な場所です。
真夏の車内は5分もあれば50度近くまで上がります。夏場の外出で犬を連れて行き、車中でお留守番をさせるようならば連れて行くのは控えましょう。もしくは誰かがそばについてあげるようにしてください。
◎蒸し暑い日に屋外で過ごす
炎天下で海に山、ドックランで遊ばせついつい夢中になると水分補給を忘れがちになります。
こまめに水分補給をしてあげると共に日陰での休息を充分に取らせてあげてください。
熱中症を起こしやすい犬種
・パグ、ブルドック、シーズー、ペキニーズなどのマズルが短い犬種
・セントバーナード、シベリアンハスキー、サモエドのような北方出身で被毛が厚い犬種
注意したい年齢と疾患
・仔犬、老犬
・肥満の犬、呼吸器が弱い犬、腎疾患などの内臓疾患がある犬
応急処置
◎意識がある場合
涼しい場所に移動させ、水が飲める状態であれば水分補給を行います。体温が39度になるまで身体全体を流水をかけてあげたり、冷水で濡らしたタオルやタオルでくるんだ保冷剤を脇の下、内股の付け根に当てたりして体温を下げてあげてください。39度まで下がったら、冷やすのをやめてなるべく早く動物病院に受診してください。
◎意識がない場合
冷水を身体全体にかけてあげ、急いで体温を下げるとともに一刻も早く動物病院にお連れください。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚* お知らせ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
6月20日をもちまして、上地看護師、南雲看護師が退職いたしました。
長い間ありがとうございました。